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キリシタンのあしあとを求めて各地を旅してめぐります♪

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 ギリシャ周遊 Ⅲ

聖ヨハネ修道院から
  <本日の主な訪問地> 
 
 
 ロードス島
   城壁の聖母教会跡
   ↓高速艇
  パトモス島
   スカラ
   ホラ
   聖ヨハネ修道院
                 ⇒パトモス島泊

 いざ、パトモス!!

今日は8時半発のフェリーでパトモス島に向かう日です! この日をどれだけ待ちわびたことか。
しかしスケジュールの都合でパトモス島に泊まれるのはたった一泊。明日の夕方にはサモス島に向かって出発しなければなりません。

たった一日しかいられなくても、見たいものが見られて、何かを感じ取ってくることができるようにと祈って一日を始めたいと思います。なんだかちょっと緊張 ((o(б_б;)o))ドキドキ

城壁の聖母教会

 世界遺産の教会


フェリー乗場に向かって歩いていると古い教会跡を発見。Church of the Virgin of the Burghという教会で、14世紀半ばに建てられたものだそうです。

イスラムの支配下におかれたこの島には無傷な教会がありません。

それでもこれだけ残っているのだから感謝すべきなのかもしれませんが・・・。

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説明板
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朝日を浴びた
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教会の遺構
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世界遺産です

ロードス島の噴水

 タツノオトシゴの噴水


たくさんの人が行き交っていたタツノオトシゴの噴水のまわりに人影はなく、前日の喧騒が噓みたい (*゜。゜)

同じ太陽燦々の国でも、東南アジアの早起きとは様子が違い、ギリシャはちょっとスロースターターなのかも。バカンスの島だから朝はゆっくりするのが流儀なのかなぁ。

スーパーマーケット☆

 スーパー・ミニ・マーケット


路地で見つけたスーパーで朝ごはんになりそうな物を物色。うーん、甘いお菓子と野菜、缶詰は売っているものの、パンやお弁当など手軽に食べられそうな物はありません。やっぱり日本と違うなぁと感じる瞬間。

眠そうな(オールナイト営業なのかな?)おばあさんに挨拶をして、チョコレートバーを購入。それでもひと言ふた言交わしただけなのに、そんな小さなひとコマでも思い出になっていくので、旅は楽しいのかも☆

夫「日本でこの店に『スーパー』ってつけたら文句言われるよね?」
私「うん。あ、でも『スーパー・ミニ・マーケット』って書いてある」
夫「ほんとだー」
私「スーパーミニなら納得だね^^;」

道を急ぐ私

 ギリシャタイムかっ


教会の遺構と買い物で時間がかかってしまったので、急いで港に向かわねば。8時半の出航なので8時には着いていないと不安です。ちょっぴり焦りながら早歩きする私(まさか撮られてるとは気づきませんでした)。

ちなみに今回の私の全荷物はこの背中に背負ったリュックのみ。
夫には「2泊3日じゃないんだぞ」と呆れられましたが、機能的に詰め込んであるのです┫ ̄旦 ̄┣ フフッ

昨日チェックしておいた船着場に8時5分前に到着するも、誰もいなくて不安モードに突入。10分ほど待っていると、お客らしい人たちがのんびりと登場。そして出航5分前になってクルーらしき人たちがやってきました。

中国にもチャイニーズタイムがありましたが、ギリシャでもギリシャタイムにやられるとは。不安だからといって早く行くと、かえって不安にさせられることを学びました。シガシガ(ゆっくりゆっくり)いかなきゃですね♪

 エーゲ海クルーズに出発☆

高速艇

 高速艇


パトモス島へは高速艇で向かいます。フェリーだと7時間かかるところを5時間で行くことができます(どちらにせよかなり時間がかかることは確か^^;)

首尾よく乗れたことに感謝していると出航。
む、むむむ・・・。
アナウンスが全く聞き取れません!!

本日は快晴。エーゲ海は輝いていますが、一抹の不安が脳裏によぎります。ちゃんと目的地で降りられるかなぁ・・・。

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ロードスの港
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海上から見る城壁
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遠ざかるロードス島
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エーゲ海の海原へ

エーゲ海をクルーズ

 エーゲ海クルーズ


初めてのエーゲ海クルーズで、甲板に出たりしてはしゃいでいましたが、あまりの強風に身の危険を感じて船室に。

いつになく上機嫌な夫は「もう一回行ってくる♪」と甲板へ。ようやくギリシャにいることを実感したようです。船室を出て行く後姿にはウキウキと書いてあります。

そうこうするうちに一つ目の島に到着。むむむぅー。やっぱりアナウンスは意味不明。島の名前も聞き取れません ( ̄Д ̄;;

いくつもの島を通って

 エーゲ海の島


ギリシャ語でしか書かれていない船の順路図をチェックすると、パトモス島は出発してから6個目の島に当たっています(たぶん)。

今1つ目の島を出航したからあと5つだな。今1として6まで数えて降りればいいんだよね?

指折り数えてどんどん不安になる私。降り損ねたらど、どうしよう・・・( ̄□||||!!

航路

 ギリシャ語のみの順路図


私の場合不安を解消するには食べるのが一番!なのですが、あいにく大した食べ物を持ち合わせていません。ごそごそを夫のかばんを探るとピーナッツが出現。

仕方なしに大袋入りのピーナッツに手を出します。どうやら日本で買って少し食べて放置していたのを、何かの役に立つかとかばんに入れてきたようです。

きっと日本にいたら手を出さなかっただろうなぁ。。。とはいえお腹は少しすいているので、意外と美味しく感じられたりして♪

完全主義(?)の私の悪いところは、食べ始めると最後まで食べないといけないような気がしてくることで、「食べきっちゃおうかな」と食べ続けること30分。

「う、ううう・・・」
気づいたときには激しい胃もたれが私を襲っていました。タイミングを見計らったように船の揺れがゆっさゆっさと大きくなり、船酔いも併発。最悪だー;;

「いい年してピーナッツの食べすぎで船酔いかーっ」
己を直撃する鋭いツッコミ。恥ずかし過ぎて誰にも言えません ・・゜゜・(×_×)・゜゜・。

トルコがすぐそばに

 向こう岸はトルコ


「ねえ向こう岸トルコでさあ、すごい近いんだよ。一番接近するところでは約20キロだって」と、目を輝かせて話す夫。青い顔して微笑む私。

「大丈夫?船酔い?」
私の様子がおかしいことに気づいて心配する夫に力なくうなづく私。ここは少し同情を引きたいところです。

「えー、こんなに食べたの!?」
座席ポケットのピーナッツの袋を目ざとく見つけ、呆れ顔でのたまう夫。そう、私はアホなのです!!!

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デッキでで寛ぐ人々
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波しぶき
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あちらはトルコ領 
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ゴツゴツした岩肌

ギリシャの島々

 ギリシャの島々


「すごいよ、どこの島もさあ、丘の上とかに教会あるの。町の中心とかにも。いいよねー」

食べすぎで気持ち悪くなったのでは同情を買えるはずもなく、夫はカメラ片手にデッキと船室を行ったり来たりして受けた感動を報告します。

後で写真を見たら、エーゲ海の小島の教会群や船内で遊ぶ可愛い子供達とかの楽しい写真が満載でした。クルーズをエンジョイしたようです。いいなぁ;;

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エーゲ海の島
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どこの島にも教会が
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優雅に楽しむ人々
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小さな島々

パトモスに向かって

 もうすぐパトモス


「次が6つ目だからパトモスだと思う!」
船酔いで吐きそうになりながらよろよろと立ち上がると、船体の揺れとあいまってどよーんとしためまいが。

「もう少し座ってた方がいいんじゃない?」
と気遣う夫を、「だって降りられるか心配なんだもん」とせかして降り口へ。結構人が集まっています。

「あのー 次パトモス島ですよね?」
念のためにと子供連れの女の人に聞くと、「えっ、パトモスはさっきの島ですよ」

どの島がパトモスなのか・・・?

 どの島がパトモス・・・?


「えっえええーっ!!??」
血の気が引いて倒れそうになる私を見て、驚いた女性が周りの人に聞いてくれました。

「あ、次のがパトモスですって。あはっw」
お茶目に笑って「驚かせてごめん」的な抱擁。緊張が解けて泣きそうになりました。

よく見るとその女性、鼻ピアスへそピアスの妊婦さん。聞く人を間違えたかもしれません;;
しかしびっくりしたからかもしれませんが、その後船酔いが徐々に治りました。何はともあれ感謝です^^;

 Here We are, PATMOS!!!

とうとう到着しましたパトモス島! 夢にまで見た世界が広がっています。 ああ感激っ。

しかし島に降りるや否や、「hotel?」「guide?」と言いながら集まってくる人々。囲まれたらおしまいだと思い、振り切り振り切り進みます。目指すはHotel Hellinis。「歩き方」によると港から右手に700mほど行った所にあるとのこと。わき目も振らずに猛進します。

今夜のお宿

 Hotel Hellinis


「こんにちはー」と受付で声をかけるも誰も出てこず、人の気配さえしないので諦めかけたその時、入口から現れた私くらいの年頃の女性。

「今日泊まりたいんですけどー」と言うと部屋を案内してくれました。部屋は広くてきれいで、何だかとっても素敵!その上リーズナブル(40€)です♪

ここに泊まることに決めて支払いを済ませながら、ん?この女性の声、港で「hotel?」と聞かれた声と同じかも? もし素直に聞いてたら歩かなくて済んだかも? ま、いいかw パトモスなんだし。

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ホテル前のはしけ
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ホテルの部屋
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部屋からの眺め♪

ホテルの窓から♪

 ホテルの窓から


荷物を解いて部屋でちょっと休憩。船酔いは治ったものの、入れ替わりに空腹感が襲ってきました。

非常食のカロリーメイトを取り出す私を、また食べ過ぎないかと見張る夫が言います。
「で、この後どうするのー?」

そう、一番のお目当てのヨハネ修道院は午後1時半までしかやっておらず、現在すでに2時。今日はもうクローズしているはずなのです。

パトモスのビーチ

 ビーチから見る修道院


私「ビーチで寛ぐ?」
夫「ええーっ(不満げ)」

窓から見える修道院は、夢かとまがうばかりの神々しさ。開いてなくてもいい!とりあえず行ってみるのだ!

どうせビーチで過ごすだろうと思ったので水着の上に服を着込んでホテルを出ました。とりあえず港で明日のフェリーを予約して、バスがあったら修道院へ向かってみます。外から見るだけでもいいんだから♪

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パトモスの港
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港の前の教会
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島内を走るバス
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港前のロータリー

 もっとも賑やかな所のはずだけど^^

スカラの町

 島内一賑やかなSkala


パトモス島には飛行場がなく、港が唯一の玄関口。だから港のあるSkalaという町が一番の繁華街となる訳ですが、とっても静か^^

巡礼で来る人がほとんどなのかも。
穏やかな雰囲気でとっても良いです♪

聖ヨハネ修道院は丘の上の町Choraにあり、公共交通機関はバスのみ。

サモス島行きの明日のフェリーをスムーズに予約できて感謝していると、港のバス停に一台のバスが停車しました。おおっ、このタイミングでバスが来るなんて! Chora行きのバスは一日に7本しかないのです。

降りてきた運転手さんにバス料金を払ろうとすると、とりあえず乗ってとのこと。バスに数人の乗客が乗ったところで運転手自らが車内をまわって料金を集めました。そういうシステムなんですね☆

バス料金は1.40€。運転手に言ってもらった時刻表(バス停に時刻表はなし)によると、島内を巡るバスはこれ一台で、家族経営のようです。

ホラに到着

 Chora(ホラ)の町


20分ほどで到着したChoraは修道院を中心としたお土産屋さんと食堂の町。閉門時間を過ぎているためかクローズしている店が多く、閑散とした雰囲気です。でもクリスチャン向けのお店が多く、店先だけを見ていても楽しい感じ♪ ウィンドーショッピングしながら坂を上っていきます。

修道院の門が見えるところまで来て眺めていると、中からカップルが出てきました。「いいなぁ、あの人たちどうして入れたんだろう?」と近づいて行くと、なんと入口が開いているではありませんか!

「あのー、もしかして入ってもいいんですか?」
門の前に立っている人に聞いてみると大きく頷きました。えっなんで!?
疑問に思って聞いてみると、彼は眼下に見える港を指差しました。
「港に大型客船が来ている時は開けているんだよ」

 城壁で囲まれた聖ヨハネ修道院

聖ヨハネ修道院

聖ヨハネ修道院!

そういえば港でうろうろしていた時に、ぶおおおーという汽笛を聞いたような。あれは大型船が着いた合図だったのか。なんと、なんと、なんとラッキーな!!
相手が恐縮するほど門番さんにありがとうを連発して、とうとう修道院の中へ。
堅牢な壁に囲まれた院内に入っていくのは、まるで天国に招き入れられたよう。感謝と感動で進みます。

修道院内部

 修道院の中庭


入ってすぐの所にあるのが中庭。この小さな庭をぐるりと囲む形で回廊が巡らされ、そこから修道院や聖堂、博物館に行くことができます。

パトモス島は絶えず外敵の侵入にさらされてきたため、この修道院も防御の観点で丘の頂上に建てられました。

一生神に仕えると決心して修道士になった者たちは、静かな祈りの日々の一方で、労働し、修道院を守らなければなりませんでした。

壁には下に向けて石を落とすための穴や、見張りのための櫓、防戦するための貯蔵庫が造られています。

何より素晴らしいことは、この修道院が今でも現役であること。つまり修道士が暮らし、管理し、働きながら修道生活をしているのです。

ヨーロッパを旅行していると、教会とは名ばかりで、現在はただの観光地となり果てている所も多くあるので、信仰が今でも息づいていることを見られるのは大きな恵みです。

ひと気の少ない中庭で目を閉じると、連綿と続いてきた修道士たちの祈りと労働の日々がまぶたの裏に浮かんできます。

フレスコ画

 聖堂


修道院の聖堂は中庭の左側にあります。内部は写真を撮ることができないので、回廊のフレスコ画をカメラに収めてきました。

聖堂に入ってしばらくすると、人通りがなくなり、中にいるのは私たち2人きりに。客船は到着したものの、まだ観光客たちが上って来ていない時間帯だったからこその時間です。

静かな空間で心から祈ります。神様、ありがとうございます。ここに来させてくださって。

修道士さんたちが描いた

 修道士が描いたフレスコ画


内部の絵は全て修道士によるもの。堂内は薄暗く、長年のろうそくのすすで黒ずんでいますが、目が慣れると祭壇だけでなく、左右の壁にも天井にもキリストと聖人たちが描かれているのがわかります。

ほのかに浮かんで見えるイエス・キリストの目の柔和さ。「最大の関心を払ってあなたを見ている」と言わんばかりに、大きく見張ってこちらを見つめています。

洗礼を受けるキリスト

聖書の場面が描かれている

壁という壁、柱や梁の裏までも隙間なく描かれた絵画は、聖書の物語と聖人の伝説、キリストの一生を描いたものです。
訪れる人に天国とはこういう世界だと表そうとしたのでしょうか。当時高価だった青の顔料を多く用いて、あらん限りの力を注いで描こうとした情熱が感じられます。

天井一面にも絵が

 天井のフレスコ画


フレスコ画は壁に漆喰を塗り、それが乾かないうちに描くことで、壁に長く定着する絵を描く画法。中世以降、多くの教会建築で用いられました。

限られた時間内に後世まで残る絵を仕上げなければならなかった修道士は、きっと深く祈り、集中して描いたことでしょう。最後には主と一体となるほどに心を捧げ尽くしたかもしれません。

よく見ると祭壇がと左右の絵には、時間をおいて何人もの人が描いたことがわかる、かすかな線の違いが見て取れるのですが、どの絵も無私無欲で、自分の作品だという自己主張がありません。

「ああ主よ、この腕とこの筆をあなたがつかみ、私を思うとおりに使ってください。私は自分の絵ではなく、あなたが描く絵を残すことを願っているのです」
そんな祈りが聞こえてきそうです。

生涯をただ神にのみ仕えることを誓った彼らにとって、最も尊く価値があると信じるキリストを描くことは、どれほどの恵みであり、重大なことだったのでしょう。

祭壇画のキリストと目が合った瞬間、大きな愛を感じて思わず涙が頬を伝ったのは、描き手の込めた強い想いに、主が応えてくれたからではないでしょうか。

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回廊と梁
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フレスコ画
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描かれた聖人たち
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回廊から眺めた中庭

中庭

 ミュージアム入口


ミュージアムも開いているかなぁと「Museum」と書かれた矢印を追っていくと、階段を上った所に受付がありました。こちらも入れるようです。入場料は6€。

ガラスケースに収められた聖書の古い写本や聖遺物とされる物、数多くのイコンが展示されています。

華麗に彩られた写本は、人の手によるものとは思えないほど精密で乱れがなく、数百年前の物のなのについ最近作られた物のよう。大切に作られ、大切に扱われてきたことがわかります。

壁にも絵が

 入口の近くにある壁絵


聖書が現在のように容易に手に入れられなかった時代、神の言葉を書き写すことは神聖でとても重要な役目でした。

活字かと見まがうほどの精巧さで一字一字を記したこの聖書を作るのに、どれほどの時間がかけられたのでしょう。一人の修道士の一生でも足りなかったかもしれません。

まごころの持つ美しさを感じて、心が震えます。

聖堂の入口

 中庭に戻って


ミュージアムを見終えて中庭に戻ると、先ほどとはうって変わった雰囲気。大型船の観光客が一気に押し寄せて、雑踏のような騒々しさです。

修道院の成り立ちを説明する引率者の大きな声と雑談、中には関西弁も混じっています。説明と見学が終わると利発そうなインド人の少女が黒衣に白髭の修道士に質問し、欧米人が頷きながら聞いていました。

好奇心であれ感動する心であれ、器を持ってこなければ、何ももらうことはできないのだと思いました。

坂道を登る

 聖ヨハネ修道院への坂道


しばらく庭のベンチに腰掛けて壁画を空を交互に眺めていましたが、一向に人波が途切れず多くなるばかりだったので、名残惜しいですが外に出ました。今下りて行けばうまく帰りのバスにも乗れそうです。

修道院の前の坂道にも多くの人が来ており、普段はこんな感じなのだと知りました。明日は日曜日なので更にたくさんの人が来るのでしょう。

アテネから船で10時間もかかるこの島に、こんなにも多くの人が訪れるのは、この修道院と聖ヨハネが暮らした洞窟があるため。この二つは世界遺産として登録されています。

世界遺産に登録されたことで、より多くの人が訪れるようになり、たぶん島や教会へのアクセスも便利になったことでしょう。だから少しくらい混雑してもウェルカムです。
願わくばその中に感動を受けて、神様を信じる人が出てきますように!

眼下にはエーゲ海

 眼下に広がるパトモス港


眼下に広がるパトモス港。白い客船が貴婦人のようです。この島に流されて黙示録を書いた使徒ヨハネも、こんなふうに見下ろしたりしたのでしょうか。

山や島の形は往時からもそれほど変わっていないはず。バスを待ちながら当時の様子に思いを馳せます。流刑地なのだからもっと荒涼としていたでしょうね。

いくら明るい日差しが照りつけても、心はとても孤独だったような気がします。

 Skalaに戻って

 パトモスのビーチ


私たちを乗せたバスは、島の南側にあるGrikosというビーチを経由し、再びSkalaに戻ってきました。せっかく水着も着てきたことだし、ビーチに下りてみます。

ここでみなさんにサービスショット! 右の画像をポインタすると、私の水着姿が現れます♪

・・・・

ピーナッツの食べ過ぎでふくれているので、今回は影だけでお送りいたしました☆  ポインタしてくれた優しい方、ありがとうございます<(_ _)>

 初レストラン


修道院を見てビーチで休憩し、気分が良かったので今日は贅沢をしようということになりました。贅沢とはすなわち外食! 

ギリシャに来てからまだ一度もレストランに入ったことがなかったわけで^^; Skalaは島一番の繁華街と言っても、レストランは数軒。

高級そうでもなく居酒屋風でもない所を選んで入って行くと、テラス席に案内されました。わーすてき♪
初レストラン♪

 タコの揚げたもの


英語が併記されているのでメニューは読めるのですが、その素材がどんな調理をされて出てくるのかが想像できなくて、戦々恐々です。

一品料理二つと水とパンは注文し、メインを決められないでいるとショーン・コネリー似のウエイター曰く、「今日のおすすめはうさぎです」

私「うさぎ、ですか!?」
ウ「うさぎといっても食用に育てられたもので、普通のとは違います。ここの名物でとてもおいしいです」
タコ料理

 うさぎのトマト煮込み


地元の料理なら食べてみようかと注文して待つこと40分以上。山に捕まえに行ってるんじゃないかと思うほど長い時間の後、運ばれて来たのが右の写真。

うさぎのトマト煮込みです (* ̄□ ̄*;
うさぎ肉は鶏肉にちょっと野性味を足した感じ。小さい骨が多いのが難点ですが、おいしいといえばおいしいような・・・。

ちなみに上の二つはヤギのチーズ、フェタのホイル焼きとタコの揚げ物です。
うさぎちゃん・・・

 夜のパトモス


うさぎ料理を待っている間に、とっぷりと日が暮れ、辺りは真っ暗に。町の灯りが海に反射して、えもいわれぬ美しさ。修道院もライトアップされています。

会計を済ませて店を出て、散歩しながらホテルに向い、スーパーマーケットに寄って明日の朝ごはんを買って帰ります。

パトモスって小さいけれどいい島です。昼間もよかったけれど、夜も雰囲気がよくて。風が心地よく吹き抜けていきます。
パトモスの夜景

ドキドキしたり焦ったり、船酔いしたり感動したり、長い一日だったけど、今となってはすべてを導いてくださったと感謝のほかありません。

ずっと憧れていた修道院にも行かせてもらって、私は何て恵まれているんだろう。誰かをうらやましいだなんて、絶対思っちゃいけないなぁ。。。そんなことを考えているうちに眠りにつきました。

最後まで読んでくださってありがとうございます゜・:,。☆(*'ー')/♪了└|力"├♪\('ー'*)☆,。・:・゜



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