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キリシタンのあしあとを求めて各地を旅してめぐります♪

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 神奈川タイムトリップ・ガイドⅢ



          仙台から友だちが遊びに来たので
          横浜を案内しようと思います☆
          案内するから勉強するというのが、ほんとだけど♪
          恵み深い一日になりますように・・・o(*^▽^*)o



横浜開港資料館


今日一緒に回るのは、仙台から来たMちゃんと、東京在住のTさん、神奈川の大学生Nちゃん。

まずは横浜開港資料館へまいります☆
この資料館の隣にある開港広場は日米和親条約締結の地とされています。

ペリーが浦賀沖に現れたのが1853年、日米和親条約が結ばれ鎖国制度が終焉を迎えるのが1854年ですから、日本はどーんと世界に対面した時代だったんでしょうね。



旧英国総領事館

横浜開港資料館

日米和親条約締結の地

日米和親条約締結の地

横浜海岸教会


その開港広場から奥に進んだ所にあるのが横浜海岸教会。ここも横浜の史跡めぐりではマストでしょう☆

今日も開いていませんが、つまびらかに見ることができるようになってきて、敷地内に碑があるのを発見しました(右下↓)。

「日本基督公会発祥地」碑であるようです。現在この教会は日本キリスト教会の所属。日本で一番大きなプロテスタント団体日本基督教団の教会ではありません。

そうなった経緯は省略しますが、たぶんこの碑で言いたいことは「日本で一番古いプロテスタント教会は、日本キリスト教会の教会なんですよ!」ということ。
まあ、心情は理解します。こういうことよくありますよね、碑を建てて正当性を主張するってこと。実際そうなんだから、文句はありませんです・・・。

ただ、フツーに感動させてくれませんかねぇ。教派とかそういうのを抜きにして、「すごーい!」と誰もが素直に喜びを共有できるように。。ネッ♪(* ̄  ̄)b



横浜海岸教会

教会案内

門扉

日本基督公会発祥地

電話交換創始之地


さてキマシタ、横浜名物「日本初の○○地」! 今回は「電話交換創始之地」です。

こういうのを一つ一つ見ていたら日が暮れてしまうのが、横浜。しかし最初はテンションが上がるのも確かです♪

お嬢様たちは「おーっ」と興味深げに見入っています。ちょっと歩くとまた「○○発祥の地」とか出てくると思うんですけど・・・(T▽T)アハ



電話交換創始之地

お嬢様たち

旧露亜銀行横浜支店

旧露亜銀行横浜支店


 横浜天主堂跡とヘボン邸跡へ♪


横浜天主堂跡


見落としそうになりながら発見、横浜天主堂の跡です。

カトリック教会が日本での再布教を果たすべく、ジラール神父を日本上陸させたのは1859年。

その3年後の1862年に、横浜に天主堂が建てられました。

この年にローマでは日本二十六聖人が列聖されたのですが、日本では全く知られておらず、列聖式にも日本人は一人も参列していませんでした。しかし日本人の知らないところで、日本を救おうとする歴史が胎動していたことは、歴史的事実として認識していいのではないかと思います。

ジラール神父の遺骨は横浜天主堂の移転先であるカトリック山手教会の壁に埋められています。



横浜天主堂跡

横浜天主堂跡

昔の聖堂

解説文

横浜華僑基督教会


横浜天主堂跡は中華街のエリアにあるのですが、ふと目を向けた小道に「教会」の文字を見つけました。横浜華僑基督教会です。

リニューアル工事中なのか、全体が覆われてて建物はよく見えませんが、教会の看板と礼拝案内だけが外に出されています。救いを受け継ぐべき人を招くためでしょうね☆

中国では未だにキリスト教が公認されていないようですが、地下教会という秘密の教会には多くの人が集まっていると聞きます。救いを求めている人がそれくらい多いということなんでしょう。海外で自由に礼拝できる人たちは、恵まれているのかもしれません。



横浜華僑基督教会

横浜華僑基督教会

礼拝案内

ヘボン博士邸跡


中華街の端っこまで来て川にぶつかると、その手前にヘボン博士邸跡があります。

ヘボンさんは日本に来た当初は神奈川宿の成仏寺にいましたが、1862年の師走にここに引越ししました。

その頃の横浜村は湿地帯に囲まれた人口500人くらいの寒村で、幕府はこの湿地帯を埋め立て、周りを堀で囲み、外国人居留地を作りました。

ヘボンさんはこの居留地の建設委員に選ばれ、自ら土地を測量し、地所を設定し、自分の住居用の土地を買いました。それがここ居留地39番地です。敷地面積は約600坪で、ヘボンさんの住居の他、施療院と礼拝堂のある建物、病室用の建物、馬小屋、使用人用の建物などがありました。

ちっこい家が一軒あったイメージでしたが、もっと規模は大きく広かったようなので、この辺り一帯が本当はヘボン邸跡なんでしょうね。

ヘボンさんの思い


日本で宣教医として奔走するヘボンが驚いたことがあります。それは日本人が異性への肉欲に溺れていたことでした。ヘボンはこう書いています。「この国民ほど肉欲の罪に耽って恥じない国民を見たことがありません。彼らの罪悪はその健康を害し、病毒におかされて死亡を早め、よし死なないまでも婦人やその子供たちは遺伝的に虚弱な身体と梅毒や結核などの病気におかされているのです」

それで再びヘボンは決意します。この民族に聖書を!なぜなら「これが人間の不幸に対する唯一の万能薬なの」だから――。

ヘボンがブラウン(バプテスト派)、バラ夫妻(改革派)、タムソン(長老派)に呼びかけて、来日したプロテスタントの初代宣教師たちは協力して聖書の和訳をするようになりました。手始めとして新約聖書の福音書が和訳され、木版刷り和綴じ本として出版されました。

製作はヘボン邸、ブラウン邸などで進められ、作業にあたる前には必ず皆でお祈りをしたということです。何とも温かい話です♪



ヘボン邸跡

ヘボンさん

ヘボン邸跡解説

ヘボン邸跡解説


 へいこら坂を登って・・・(;´Д`A ```


ゲーテ座跡


さてと外国人墓地へ行こうかと、坂道を登り始めて数分・・・うー、しんどぃ(>_<)

いつの間にか体力と筋力が衰えていたようで、話しながら登るのは至難の業。へいこら坂道を一歩ずつ踏みしめます。。

登りきった所にあるのがゲーテ座跡。今は岩崎学園のミュージアムになっています。ゲーテ座には北村透谷や小山内薫(2人ともクリスチャン)とかも通ってました。



ゲーテ座跡

ゲーテ座跡

周辺マップ

横浜外国人墓地


遂にやって来ました横浜外国人墓地!ですが・・・、今日も墓域は入れませんでした。入れるのは12時からだそうで、今は10時半。

一時間半も待つのはねぇ;;
今回も資料館だけを見て、次回に持ち越しとなりまして候。

同行してくれた皆よ、ごめん ≦(._.)≧ペコ


展示



お墓

眺め

解説板

墓地

山手聖公会クライスト・チャーチ


つつつと歩いて山手聖公会クライスト・チャーチへ。こちらも閉まっています。
石造りですごく素敵なんですけどね♪

聖公会は宗教改革の中からイギリスで生まれたキリスト教の一教派で、「英国国教会」ともよばれます。

日本で宣教を開始したのは1859年から。日本国内に300以上の教会のほか、立教大学、聖路加国際病院など200余りの関連施設を有しています。



キリスト像

クライスト・チャーチ

クライスト・チャーチ

門扉

入口脇の石

1947年に再建

入口

横浜雙葉小中高校


しばらく進むと横浜雙葉の小中高校が。この辺りはミッション系の学校が多くあるようです。

通うには結構骨が折れるような気がしますが、若いから大丈夫なのかな?

道をはさんだ向いには修道院も。一般の家のように見えますが、住宅街にマッチして修道院がある風景っていうのも良いかと♪



入口

聖母子像

修道院

十字架

民家のよう

フェリス女学院

フェリス女学院

フェリス女学院

横浜ユニオン教会


道なりに進むと左手に出てくるのが横浜ユニオン教会。プロテスタントの超教派を標榜する、単立教会です。

主に外国の方が通っているらしく、説教は英語。日本語での要約もあるようですが、一般の日本人には敷居が高いかと。

でも英語への興味から教会へ通い始めたという人も結構いるので、逆にこういう方法が日本ではアリなのかもと思ったりして☆



ユニオン教会

教会案内

教会堂は2003年築

窓辺

末日聖徒イエス・キリスト教会も


数分進むと道の反対側に教会っぽい建物が。十字架はついてないから洋館なのかなーと見てみると、「末日聖徒イエス・キリスト教会」と書いてありました。

いわゆるモルモン教ですね。カトリックでもプロテスタントでも異端と言っていますが、そもそもキリスト教なのかということが検討すべき点ではないかと。

しかし前回のアメリカ大統領選挙で、オバマさんの対立候補として接線を繰り広げた人もモルモン教徒だったので、アメリカでは徐々に市民権を得てきているのかもしれません。ここでもミッション系の学校や教会が建ち並ぶ地域に堂々と教会を構えているのだから、それくらい通う人がいるということでしょうか?



モルモンの教会

モルモンの教会

カトリックの司教館

カトリックの司教館


 山手カトリック教会と聖書翻訳の地!


山手カトリック教会


いろんなミッション系を見学しつつ、カトリック教会へ☆

せっかく皆(4人ともクリスチャン)で来たのにまだ祈ってませんでした。

中でお祈りしましょう♪



解説板

聖母像

聖心


聖堂内


祈って目を開けると、正面に祭壇。その両脇に祈りのスペースが設けられています。

聖人やキリシタンの像や絵に加えて、注目すべきは殉教者の遺骨や亡くなった神父さんの遺骨が納められていること!

マカオから持ち帰られたキリシタン殉教者の骨がここにあるとは知りませんでした。

関東大震災で聖堂が倒壊したときに亡くなったルバルベ神父の遺骨は右手の壁に、横浜天主堂を建てたジラール神父の遺骨は左手の壁に埋められています。この信仰の「見える化」的手法は、カトリック教会の一つの特徴ではないかと思うのですが・・・、ジラール神父に会えて感謝です。

ジラール神父がここに眠っている!


2百数十年の禁教を経てなお、日本にキリシタンの子孫がいるんではないかと考えて、再布教を試みたカトリックの宣教師たちもすごいですが、ほんとに代々信仰を受け継いで待っていた日本人信徒たちもすごいです。この両者の思いを知り引き合わせたのは、主以外の何者でもないでしょう。

開国後の日本に神父として初上陸を果たしたジラール神父は、横浜天主堂の建築から6年後に横浜で死去して葬られましたが、教会移転に際してこちらに移葬。関東大震災で聖堂は崩れましたが、その跡地から遺骨は掘り出されて現在のように安置されるようになりました。祭壇の脇というのは、主の再臨に際しての特等席ということなんでしょうね。

とにかくとにかく、ジラール神父がここに眠っている!ということはすごいことです。もっと見に来たい人とかいないんですかね?歴史の証人ですよ。歴史を作ったというか、思いっきり走ったというか。「用いられた」というなら、何と素晴らしく用いられたことでしょうか。



祭壇右手

解説

ルバルベ神父

ステンドグラス

祭壇左手

解説

ジラール神父

パイプオルガン

横浜共立学園


地図を頼りに東に向い、横浜共立学園に到着。ここがネイサン・ブラウンさんのお宅があった所で聖書和訳の作業がなされた跡地。

碑が建てられているということなので、一目みたいと思って来てみましたが、校庭には部活動の学生たち。到底入らせてもらえそうにありません。

外側からだけ見て諦めて行こうとしていたら、一人の守衛さんと目が合いました。絶対無理だろうなと思いましたが、「主よ、一緒に来ている友人たちのことを可愛く思われませんか?」と心の中で祈りつつ、守衛さんに話しかけてみましたら、何と中に入れてもらえましたヽ(・ o ・)ノオゥ


新約聖書和訳記念之地


思いがけず目にすることができて、感謝と感激で言葉もありませんが、こちらがその碑です☆

後ろの建物はヴォーリズの建築でこちらも価値あるものですが、写真は撮れませんでした。


でもしかと目にできました、新約聖書和訳記念之地!

ネイサン・ブラウンさんは、ヘボンさんたちと一緒に和訳聖書を作ろうとしばらくの間参加しましたが、見解の相違(やはり属する教派が違うので…)から離脱。独力で訳して、ヘボンさんたちよりも早く発表しました。なのでこちらにそれを表す碑が建てられているわけです。新旧訳聖書を完全に和訳したのはヘボンさんたちのグループですけどね♪



新約聖書和訳記念之地

横浜共立学園

横浜共立学園


 桜木町方面へ♪


指路教会


坂道を下って石川町へ抜け、ハイテンションで餃子をほうばって、電車に乗って関内へ☆

せっかくなので指路教会も見ておきたいのです♪

・・・あれ、今日は扉が開いている?と思って、入って行くと、受付の男性が「どうぞ」と。今日は一般公開しているのだそう!びっくりです。こんなにもラッキーなことってめったにありません。いえいえ、「こんなにも主に愛されてるなんて」と言うべきですね。感謝です。

指路教会の内部


喜びいさんで入って行った指路教会ですが、様子が何だか・・・です。カトリック教会に比べたらプロテスタントの教会は概してシンプルなものですが、それにしてもさっぱりし過ぎてないかしらんという感じ。

正面祭壇にあたる場所には説教者のためらしき大きな机とイスがあって、それ以外は何もナッシング。せめて十字架か聖書くらいあっても良さそうなものかなーと思いますが、仕舞ってあるのかな。

また参列者は説教者に向って礼拝を捧げるような格好になっちゃいます。説教者は座って御言葉を宣べ伝えるみたいですし。後ろには立派なパイプオルガンもあるくらいだから、資金不足でガランとしている訳ではなさそうで、つまりはスタイルがこうなんですね、きっと。

人のスタイルを自分の感覚であれこれ言っては失礼なので、「ここはこういう感じなんだなー」と捉えることにしますが、信仰にも様々なスタイルがあって、それを超えるのは意外と難しいのだと感じました o(゜^ ゜)



内部

信徒席


パイプオルガン

解説板

正面

入口

指路教会

横浜ランドマークタワー


若干道に迷いながら桜木町まで歩いて、横浜ランドマークタワーの下までやって来ました☆

今日のラストはここの展望台。入場料1000円がかかるけど、今まで食事代しかかかってないからオーライです♪

「ランドマーク」というだけあって、ほんとランドマークですね o(^0^o)アタリマエスギルケド



ランドマークタワー

オブジェ

オブジェ

展望室

横浜港


展望室から横浜港を一望して、ここは世界に向って開かれた港なんだなと思いました。

富士山が世界遺産に選ばれた記念で、本日は望遠鏡が無料だそうな!

これまたラッキー&感謝です。

普段自分たちが暮している街を見つけては声を上げ、「見て見て」と望遠鏡を友人と交互に覗き込んで楽しみました☆
こんなふうに天から聖三位は私たちをご覧になっているのかな?(さすがにちょっと違うかっ?)
天からの瞳が注がれるとき、少しでも喜んでもらえる私になれますように・・・♪



けいゆう病院

氷川丸

西横浜方向

八景島方向


初夏の陽気に誘われて


 初夏の陽気に誘われて、史跡めぐりに繰り出しましたが
 身近な場所を訪れるからこそ
 歴史を発見する喜びが大きかったです☆

 また一緒に行ってくれる人がいると
 やはり感動が何倍にもふくらみます。
 天と共に人と共に、仲良く歩んでいきたいです♪

 今日も感謝で ヾ(●⌒∇⌒●)ノはれるやー





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