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キリシタンのあしあとを求めて各地を旅してめぐります♪

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 神奈川タイムトリップ・ガイドⅤ


          今日は鎌倉へ参ります♪
          行こうと思って調べてみたら
          我が家から1時間もかかりませんでした (゜o゜;)
          教会とキリシタンゆかりの地もまわろうかと。
          それでは、いざ、鎌倉っ☆☆☆


さくらんぼジュース


「あ、山形のさくらんぼ!」

駅で声を上げる友人のS。横浜に続き2連チャンの彼女は、山形は酒田の出身。

今日は2人で回るのですが、鎌倉に向う電車のホームで山形のさくらんぼジュースを見つけたのでした。

私たちを元気付けてくれるような発見に感謝しつつ、横浜駅を出発します♪


由比ガ浜


藤沢駅から江ノ電に乗って、ガタンゴトンと揺られること30分。

長谷駅に着きました。大仏さんとは反対方向に海岸に向かい、由比ガ浜に到着。

最初に訪れたのは、キリシタン時代に宣教師が捕らえられた海岸。

鎌倉のキリシタンを慰めミサを与えるために巡回していたフランシスコ・ガルベス神父は、ここで役人に逮捕され、江戸の小伝馬町の牢に送られました。

鎌倉にキリシタンがいたこと自体、知る人は少なかろうと思いますが、江戸から神父が巡回して秘蹟を与えていたということは更に意外で、知っている人はまずいないだろうと思います。なんせ鎌倉は神社仏閣の町なのですから。

今日、それでも少しでもいいからキリシタンの足跡を見つけられたらいいなと思い、鎌倉にやって来ました。いいことがあるといいのですが…(*゜。゜)m。★.::・'゜☆



由比ガ浜

由比ガ浜

由比ガ浜

そして大仏へ


靴の中に砂が入ってざくざくになりながら、緩やかな坂道を大仏方面へ。

次第に人が多くなり、大仏回りには人垣までできていました。今日は平日なのに、鎌倉はいつ行っても観光客で一杯ですね。

歴史を感じる素敵な町というイメージで、季節の花も咲き、グルメスポットもたくさんあるので人気があるんでしょう。



大仏

背後の空気孔

歌碑

歌碑解説

もう昼食。。


大仏を見ている時に体調が悪くなってきて(大仏が原因ではないのですが^^;)、休憩も兼ねてちょっと早いランチへ。

大仏近くのお蕎麦屋さんですが、まだ11時なのでお客さんも少なくてゆっくりできて良いです♪

そば好きのSは岩手名物のわんこそばで115杯も食べた猛者。社内旅行で堂々の2位になったのだとか(1位は男性)。笑わせてもらって再スタートです☆


 鎌倉駅からてくてく ヾ(´▽`*)ゝ♪


鎌倉駅前


江ノ電で鎌倉駅に行き、趣ある駅舎を眺めて段葛(だんかずら)へ。

「ここは源頼朝が北条政子の安産を祈願してね・・・」とちょっと知ってるフリして解説する私。

私は誰かをどこかに連れて行くのも、案内するのも好きなようです。今日も「旅のしおり」作っちゃったし☆

好きなことをさせてもらえることを有り難く思いながら、てくてくと歩きますヾ(´▽`*)ゝ♪



駅前の碑

段葛

カトリック雪ノ下教会


しばらく進むと右手に見えてくるのがカトリック雪ノ下教会。

鎌倉に来るたびに見かけていましたが、入ったことがありませんでした。

中はどんな感じなんだろー?

聖堂内はどちらかというとシンプルで落ち着いた雰囲気。姿は見えないけれど、誰かがパイプオルガンの練習をしているのが聞こえてきます。少し間違えて弾き直すのが、なんとも温かい感じがして、しばらく留まりたくなっちゃうほど。

いいですね、現役の使われている教会って。建物として保存され、現在は使われていない教会とは何かが違います♪



教会案内

カトリック雪ノ下教会

雪ノ下教会聖堂

雪ノ下教会聖堂

鶴岡八幡宮


カトリック雪ノ下教会から10分ほどで、鶴岡八幡宮に到着。鎌倉といえば、ここと大仏は外せません。

友人Sは初鎌倉ということなので、一応有名どころには行っておかねばということで☆

でもこの近くに私のお目当ての場所もあるので、実は一石二鳥なのでした。しかしまずは鶴岡八幡宮を見学。石段も頑張って登ります。。┌┤´д`├┘ハヘー



広い境内

昔の石橋

倒れた巨木

解説板

横浜国大付属鎌倉小中学校


私が来たかった場所は、鶴岡八幡宮のすぐ隣にある横浜国大付属鎌倉小中学校。

ここにたぶんクリスチャンの詩人、八木重吉がいたのです。

八木重吉は教師になるために神奈川師範学校(現在の横浜国立大学の前身となる学校の一つ)に入学。

当時はここに神奈川師範学校があったので、重吉ゆかりの地という訳なのです☆
重吉はこの頃キリスト教に目覚め洗礼を受けたので、恐らくここにあったキャンパスで聖書を読んだりしていたんだと思います。

重吉の詩は最近になって見直されてきていて、テレビドラマとかでも使われたりしてますが、知名度はまだまだ低いかも。でも私、ファンなんですよねぇ。だから来られてかなりうれしいです o(*^▽^*)oルルルン



八木重吉がいたかも

しれない場所

近くの碑

八幡宮の池


小町通り


鎌倉での思いを遂げたので、観光客がそぞろ歩く小町通りを南下して鎌倉駅へ戻ります。

あ、そういえば途中に聖公会の教会があるので、そこにも寄ってみたかったりして。

時間に余裕があるので、お土産屋さんなども覗きながらぶらぶらと参ります☆


鉄の井

解説碑

鎌倉聖ミカエル教会


見つけられるかなーと心配していたのですが、その必要はありませんでした。

沿道に十字架が出ていて、ひと際輝いて見えます。

外観はモダンな感じですが、中はとても素朴な印象です。

聖公会の教会もいいですね。カトリックの教会と同様、大半の教会がオープンされていて、訪れた人がお祈りしていけるようになっています。

建物は鎌倉市の重要建築物に指定された歴史的建造物。神社仏閣の鎌倉に、こんな教会があることも多くの人に知ってもらえればいいだろうにな♪



鎌倉聖ミカエル教会

教会案内

聖堂

聖堂

信徒席

窓辺

解説板

沿道から

 北鎌倉散策♪


北鎌倉駅


JRで一駅乗って、北鎌倉駅へ。鎌倉駅とは随分と雰囲気が違って、静かで少し閑散とした感じ。

小町通りにいたあの大勢の観光客も、北鎌倉まではあまり足を伸ばさないようで、古都の風情が漂っています。

駅近くに有名な円覚寺もありますが、門前だけ見てスルー。北に足を向けます☆


光照寺


バス停1個か2個分歩いて光照寺に到着☆

ここが北鎌倉で一番来たかったお寺です。

十字架の紋が刻まれた門があるそうで、それがキリシタンと関係があるといわれているのです。


クルス紋


ありました、クルス紋!!
山門の欄干部分に取り付けられています。

このクルス紋があることから、山門を「くるす門」とする碑まで建てられているくらいなので、このお寺を特徴付ける物なんでしょうね。

このクルス(十字架)は、大名にもなった中川家の家紋で、「中川クルス」と呼ぶ人もいます。

中川家からはキリシタンの洗礼を受ける大名もいたので、キリスト教の文様が家紋に取り入れられていてもおかしくはありませんが、十字架状のものがあるからといってキリシタンと関係があるとは一概には言えません。

お寺の解説板には「隠れキリシタンを受け入れていたという伝承が残されています」と書かれていますが、「受け入れていた」とはどういうことをいうんでしょう? 

またこのクルス紋自体、近くにあった尼寺東渓院(現在は廃寺となってない)から持って来たものだということを本で読んだことがあるので、その辺りがしっくりきません。境内で足を休めながら一服して思いを馳せてみますかね☆



解説板

境内へ

くるす門

クルス紋

クルス紋の裏側

境内

境内

境内

境内

本堂

境内

境内

小袋谷(こぶくろや)川


来た道を戻ろうと歩いていると、橋に「小袋谷川」と書いてありました。地図を見てみたらこの川の先に「小袋谷」という地名がありました。

「小袋谷」村は、鎌倉の転びキリシタンの子孫が移住した村です。とすると・・・。

「隠れキリシタンを受け入れていた」とは、転んだ(棄教した)ふりをしながらも信仰を持っていたキリシタンを、そうと(薄々?)知りながらも檀那(檀家)として受け入れていたことを示すのかもしれません。

江戸時代は、全ての国民はお寺の檀家になり、その代わりに身分を保証してもらうという寺請け制度が定められていたので、信仰の自由なんてものは全くなく、誰もが寺に属し信徒にならなくては生きてゆけなかったのです。だから隠れて信仰を持っていても、表面的には仏教徒にならざるを得ませんでした。

小袋谷村に移り住み、隠れて信仰を持っているキリシタンを憐れんで、表面だけでも仏教徒のふりをすれば何も言わないよと、見て見ぬふりをしてくれた住職がいたのでしょうか。そうだとすれば感謝しなきゃですね (゜ー゜*)♪



小袋谷川

小袋谷川

小袋谷方面へ続く道

東慶寺


続いて東慶寺へ。今日最後の訪問地です。

東慶寺は江戸時代駆け込み寺であったことで知られる尼寺で、花の寺でもあることから人気があるようで、私たちの前後には個人の外国人観光客が入って行きました。

このお寺にはイエズス会の紋章入りの螺鈿細工の箱が伝わっていると聞いたので、それを見てみたかったのですが、お寺のミュージアムは展示替えのため、今日までクローズだそうです (>_<;)エーン

最後の最後に再訪決定。でも訪れてみてもっと調べて行くべき所を見出したので、それらをもうちょっと深く学んでからリベンジしたいと思います。

次は小袋谷村にも行ってみたいし、キリシタンの組講(グループ)があったとされる極楽村も見てみたいです。それから東渓院や中川家の歴史やなんかも・・・。

近いんだから、そんなにがっかりしなくてもいいんだし。友人Sにもまた来てもらえばいいもん、ね♪



東慶寺

本堂

東慶寺境内

東慶寺境内

山葡萄

コスモス

東慶寺境内

ミュージアム

お茶して・・・


東慶寺に来てみてよかったなと思ったのは、寺までの道にあったカフェ「りせっと」に入って (*゜v゜*)

漢方を取り入れた体にやさしいメニューは美味しい上に、値段もリーズナブル。こんなカフェが近所にあったらなぁ☆

2人で語らいながら、恵み深い時間を過ごせました♪



自分が生きている意味



自分が生きている意味について
あんまり深刻に考え込むのもどうかと思いますが
自分の存在意義を考えずに生きられるほど
人生は楽ではありません。

だから自分が耐えられる程度に
ちょうどよく意味を見出しながら
もう少し頑張れる力をもらえればハッピーなのかと。

一つを成して、次の目標を見つけて
再び歩き始めていくという、その繰り返しを
主に問いかけながらしていきたいです。

今日一日の悟りと恵みが種になって
明日また新しい朝を新しい心で迎えられますように!
毎日を、毎日くださる方に感謝して。。o(*'▽'*)/☆゜'・:*☆




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