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キリシタンのあしあとを求めて各地を旅してめぐります♪

トップページ > 旅行記 > マカオ~東西の遠い絆③

 マカオ~東西の遠い絆 ③

金神父像の後姿

  <主な訪問地>

 張り切って行こう!


南湾花苑

フランシスコ会修道院があった辺り


明日の朝マカオを立つので、今日で観光は終わり。なので朝から張り切って街に出ます!
まずはてくてく歩いて南湾花園へ。

「Jardim de S.Francisco」という看板が示すように、ここはかつてフランシスコ会の修道院がおかれていた場所。今はとてもオープンな広場になっています。

お掃除のおばさんたちが世間話をしながら元気よく働いています。中国では広場や公園は市民にとって居間のようなものなのかも☆

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公園の建物
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公園内
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近くにある八角亭
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近くにあるミリタリークラブ

バス停

今日もバスに乗る!


朝の散歩がてらに近場を見た後は、マカオ訪問の目的の一つ、聖ザビエル教会へ。

この教会はマカオと橋で結ばれたコロアネ島にあって、バスでしか行けないので昨日マカオパスを買っておいたのでした♪

通勤とおぼしきマカオ市民に混じりバス停で待機。観察してみると、自分が乗りたい路線のバスが来たら、道路に向って手を前に上げながら「乗せて」的な雰囲気を漂わせてバスを止めさせるよう。

やれるかなぁ…((((o゜▽゜)o))) ドキドキ♪

バスの車内

バス乗車♪


「あっ、あのバスだ!」
手を上げなきゃと思うものの勇気が出ず、もたもたしていると、隣にいたおばさんがさっと手を挙げバスを止め乗り込みました。

私たちもすかさず乗車し、マカオパスを読み取り機にかざすと、ぴっと音がして支払い完了。ああ、便利。これを発明した人って、ほんとに偉いよ☆

市民の足になっている乗り物に乗ると、街に溶け込んだような気がしてうれしいです。

さあ、私たちを南部のバスターミナルへ運んでおくれ。そこから更にバスを乗り換えて、コロアネ島に向っちゃおう♪

 ここはどこ…?

マカオの住宅街

ぽつーん。。。


窓からの眺めに見惚れながらバスに揺られていくこと30分。いつの間にか他の乗客は全て下りて、乗っているのは私たち2人だけに@@;

「あのー ここに行きたいんですけど…」

恐る恐る運転手さんに聞くと、広東語でまくし立てられ見知らぬ街角で下ろされました。

ぽつーん。。。( ̄ェ ̄;)

誰もいなくて道を聞くことすらできません…。
ぽつーんとか言ってても仕方ないので地図を頼りにバスターミナルを探すことに。
坂道が多くて息が切れます;;

マカオの街角

マカオの街角


えっちらおっちら朝から坂を上り下りすること小一時間。ますます頭が混乱してきたところで、パトカー発見。
覗いてみると、中で警察官が寝てました。

お休み中悪いなと思いましたが、背に腹は代えられません。窓をノックしても起きなかったので、ちょっぴりパトカーを揺すってみました。

飛び起きた警察官が地図で今いる所を示してくれましたが、、、目的地とは反対方向にかなり来てしまっているようで、歩かなきゃいけない距離を考えるとめまいが・・・( ▽|||)

世界遺産 港務局大楼

世界遺産 港務局大楼


しかし遠いなら急がねばなりませぬ。コロアネ島行きのバスは本数が少なくて、8時発のに乗り遅れると予定が大きく狂ってしまうのです (>_<)

坂を上って下りていると、後で見ようと思っていた世界遺産の港務局大楼とリラウ広場が。とりあえスルーして先を急ぎます。

気温はまだ涼しいのに、焦るせいか変な汗が出てきます。ああ、一瞬の気の緩みが命取りに;;
ちゃんとバスに乗れますように…!

 目指せ!コロアネ島

バスに乗って

コロアネ島行きのバス


必死の形相で早歩きして、目指すバス停に発車の3分前に到着。無事バスに乗れました(^人^)感謝♪

コロアネ島までは、途中もう一つ島を経由して行きます。それがタイパ。ヴェネチアンなどゴージャスなリゾートホテルやショッピングエリアがある地域です。

マカオ半島から延びる大きな橋で海を渡って行くのですが、壮観というか、唖然とするというか…。マカオ半島もタイパも、恐ろしいほど埋め立てて広げた人工の楽園。地震とか大丈夫なんでしょうかね?

ヴェネチアンホテル

ヴェネチアン・マカオ・リゾート


車窓から見たヴェネチアンホテル。人工の島にふさわしい人工的な建物群です。カジノやショーで夢の世界を味わいたい人がいかに多いのかを知りました。

女性の端くれとしては、ちょっとは「ステキ」と思う気持ちもよぎらないではないですが、本物のヴェネチアのように歴史や文化、人々の営みがしみ込んでないので、しばらく見ていると、どこか空虚な感じが…。

多くの人がここで降りて、通学とおぼしき子供たちと揺られていきます。今度は無事到着しますように☆

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車窓から見たタイパ
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マカオ半島側
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海に架かる大橋

 コロアネ島だーい v(⌒o⌒)v

コロアネ島の町角

コロアネ村


マカオの海事博物館前のバス停から40分ほどでコロアネ島の中心、コロアネ村に到着。現地では路環(ローワン)市区と呼ばれています。

この小さな村に聖ザビエル教会はあるのですが、オープンするのが9時半なので、少し時間があります。

バス停前のロータリーにある公園を少し見て、町の雰囲気を感じたら、寄ってみたかったお店に行ってみようかな♪

カスタード・タルトの本家本元

ロード・ストーズ・ベーカリー


ロータリーを渡った所にある、このパン屋さん。香港やマカオで有名なカスタード・タルト(エッグタルトとも)は、ここが本家本元なのだとか。

小さなお店ですが、こぎれいでいい感じ。店内からは甘い香りが…ヾ(@⌒¬⌒@)ノ

何人かに横入りされながら(並ぶという文化はないのか?)、ようやく注文できる番がきて、覚えたての広東語で注文する夫。やるなーと思っていたら、「ふたつ?」と日本語で聞き返されていました^^;

最初から日本語で言った方が間違いがなさそうな。でも君の勇気を褒めたいよ \(*⌒0⌒)bがんばっ♪

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ロータリー
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公園
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静かな町
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少し歩くと海

 心の洗濯ってこんな感じ?

コロアネの海

コロアネ島の海辺

焼きたてのタルトをつめた袋を持って、潮の香りのする方へ。
青い空と静かな海。
海岸沿いの遊歩道には犬を散歩させる人。
のどかです。心やすらぐ風景です◎

カスタード・タルトいただきます!

いただきます♪


ベンチに腰を下ろしてあつあつのタルトをほおばると、世界で一番幸せなのは私なんじゃないかと思えるほど。濃い目のミルクティーも美味しいよ。ああ、感謝。

生まれてきて良かったよな。いや、生んでもらって良かったというべきか? まあ、どっちもだよね、うん。

振り向けば、広場の向こうに聖ザビエル教会が朝日を浴びて微笑んでいます。心の洗濯ってこういうことを言うのかな(@⌒ο⌒@)b

リゾートなつもり・・・

リゾート気分


今日は朝からバタバタしてたから、このゆとりが有り難いです。

教会が開くまでの間、海を眺めて寛ぐなんて、何と贅沢な時間でしょう。私たちの旅行にこんな優雅なひと時がかつてあったでしょうか。たぶんないです;;

この際なのでリゾート気分を満喫してみましょう。傘が雨傘なのと、ベンチの下から見えてる丸っこい足が不細工ですが^^;

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聖ザビエル教会
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広場の噴水
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海岸
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足を閉じましょう・・・

 えっ!開かないってどういうこと!?

聖ザビエル教会

聖ザビエル教会

開堂の5分前になったので、教会の前で待機することに。
写真も撮っちゃうもんね◎
真ん中に「天主堂」と墨書きしちゃうところがアジアです^^
教会の背後から照らす朝日が後光のよう。さあ開けー、ごま♪

教会脇の路地

教会の脇は路地


ガイドブックに開堂時間は9時半と書かれているのに、その時間になっても開く気配が全くなし…。

教会開ける人が寝坊してるのかなーと思いながら、教会の脇にある入口のベルを鳴らしてみます。ピンポーン。。。虚しく響くベルの音。足音や人の動く音は聞こえて来ません。

えっ これってどういうこと…!? 

今日はお休みってこと? いやー 年中無休って書いてあるよね、本には。じゃあ臨時休業?・・・って、教会に臨時休業ってあるんかいっ!

猫しかいない・・・

人気(ひとけ)のない路地


誰かに聞こうにも、朝の路地には人気もなく、野良猫が通って行くのみ。
どうしよう…(≧д≦)

9時48分に発車するバスで戻らないと、次は11時台。それでは他の行きたい所に行けません;;

悩みに悩み、祈りながら9時45分まで粘りましたが、結局開く気配さえなく、バス停に向かいました。

ああ、今日って何かツイてない?
お祈りが足りないのかな、いや義が足りないのか? 何もかも足りない気がする。。。

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聖ザビエル教会
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教会の飾り
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アジアン・テイストです
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広場と回廊

バスで戻ります><

窓の外は土砂降り・・・


時間通りに来たバスに乗ると、私の心を代弁するかのように、ぽつりぽつりと雨粒が降り始め、あっという間に土砂降りに。

しかし…生きているだけでも感謝なのだし、行きたいと思っていた所に行けたのは行けたんだから、中が見られなくても感謝するのが正しいような気がします。

憧れのマカオにいるだけでハッピーさヽ( ´ ▽ ` )ノ
さて次はいずこへ?

 雨宿りで博物館◎

マカオ海事博物館

マカオ海事博物館


笑えてくるほどの大雨(スコール?)の中、バスは終点に着き、私たちも降りることに。雨をやりすごすために入ったのは、マカオ海事博物館。

ここもできれば見ておきたい所だったので好都合です。入場料は10MOP。

宣教師たちが乗ってきた船がどんなものだったか、是非見てみたいです♪

ナウ船の模型

ナウ船


実物大とはいかないものの、宣教師たちが乗ってきたであろう船の模型は見ることができました。

←これはナウ船の模型。宣教師たちはこのような船に乗ってきたんですね。

現代人の目で見ると、ちょっと壊れやすそうに見えますが・・・。当時の人が見てもそうだったかもしれませんね。

万里の波濤を越えた辛苦を思うと、それを乗り越えてでも主の愛を伝えようとした情熱に打たれます。

複製品ではありますが、イエズス会士が描かれた南蛮屏風も展示されています。

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ナウ船の説明
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館内の様子
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南蛮屏風
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イエズス会士
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当時の船
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当時の港
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当時のマカオ半島
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窓から海が見える

 世界遺産らしいですが・・・

世界遺産 媽閣廟

媽閣廟


少し小降りになったので、外に出て散策を再開☆ 海事博物館の正面にある媽閣廟に向かいます・・・が、博物館と違い人が一杯でかなり賑やか ( ̄□ ̄;)

中国の人って、縁起のいいものとか参詣に特別な思い入れがあるような気がします。。。

入るのに時間がかかりそうだし、ぐるぐるのお線香も怖いので、外から見るだけでおしまいにしました。ちなみに、ここと前の広場も世界遺産。むむぅ・・・

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マカオの名の由来に
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なったという媽閣廟
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ぐるぐる線香
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広場も世界遺産

 世界遺産らしいですが・・・②

世界遺産だらけの案内標識

世界遺産だらけの案内標識


媽閣廟から路地を経て、午前中にダッシュ気味にスルーした所を見直します。

右手には世界遺産の港務局大楼、その先には世界遺産リラウ広場、そして左手にあるのが、やっぱり世界遺産の鄭家屋敷・・・。

小さな十字路に立つ案内標識には世界遺産がオンパレード。ちょっと世界遺産を乱発しすぎじゃないでしょうか・・・(-ω-;)ウーン

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路地を進むと
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クリームイエローの
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港務局大楼
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小さな小さなリラウ広場

 世界遺産の名に恥じない鄭家屋敷

鄭家屋敷の内部

鄭家屋敷の内部

マカオの世界遺産に疑問を感じつつありましたが、鄭家屋敷には納得。
入口が狭くて古かったので期待しませんでしたが、中は大違い。
2010年2月に公開されたばかりの新しい世界遺産です。

鄭家屋敷の中庭

中庭


外観は古くて傷みがあるものの、とても広くて堂々とした建物群が、回廊や中庭でつながっています。

建物の面積4000平米、部屋数60。一族みんなが一緒に暮らしていたのでしょうか。

私が気に入ったのは、伝統的な木造家屋の中に西洋的なデザインが取り入れられたところ。東洋と西洋が出会い、融合しているのを見ることができます☆

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説明板
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廊下
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仕切り扉
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中庭を望む窓
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外観は古くて
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傷みもあるけど
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中は修復されていて
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明暗が美しい♪

少し休憩~ε=(・o・*) フゥ

広くい鄭家屋敷を歩いたら、急に疲れが出てきたので
ここらでちょっと休まねば♪
リラウ広場でアイスクリーム休憩です (○゜ε^○)v ィェィ

この小さな公園が世界遺産に登録された理由は
広場の中の井戸(右下の写真)。
マカオ半島に最初に住み着いた人々が利用したものだそうな。
世界遺産の公園でアイス! マカオに定住した人が利用した井戸
 アイスはふたつで15MOP☆                歴史ある井戸みたいです

 さて登るぞー p(・∩・)q!!

ペンニャ教会は丘の上に・・・

丘の上のペンニャ教会


あっという間に溶けるアイスクリームを平らげて、ちょっと疲労回復しましたが、次なる目的地は長い坂道を登った先にある教会。

目的地が教会じゃなかったら、きっとパスしたことでしょう。

しかし丘の上に建つ教会の塔と、その上に輝く十字架を見たら、「絶対行かなきゃ!」という気に。

さあ、登るぞー p(・∩・)qガンバレワタシ!!

丘の上には!

ナイス・ヴュー!!

ぜいぜい、はあはあ・・・
くじけそうになりながら登りましたが、その先にあった眺望は正に絶景!!
ここまで登った甲斐がありました。
吹き抜ける風も爽やかなのです♪

ペンニャ教会

ペンニャ教会のファサード

この眺めをほしいままにする教会もまた素晴らしいです!!
丘の上に建つペンニャ教会は、世界遺産じゃないのが不思議なくらい。
歴史も古くて建物も立派なのに、どうしてなんでしょうね (*゜.゜)?

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ファサート
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1622年創立
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眺めは
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最高!!

教会内部

ペンニャ教会内部


外で写真を撮る人は多いのに、中に入るとほとんど人気(ひとけ)はなく、静けさの中で祈ることができます◎

観光地として来る人が多いのでしょうね。
山の上のきれいな教会だなんてロマンチックだな、みたいな感じで。

でも教会本来の役割は、祈りの場。主に出会うことができる場所だということです。

旅先で訪れた教会がきっかけで神様に興味を持った、なんてことが起こったらいいのにな (*'ー'*)

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堂内
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ステンドグラス
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マリア像
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碑文

 丘を下ってバス停へ

熱帯っぽいなと思った巨木

すごい生命力・・・


後ろ髪を引かれる思いで丘を下り、バス停のある公園に向かいます。

途中の道で見つけたこの木(←)、すごい生命力なんですけど。。。こういうのを見ると、ここは熱帯なんだなと感じます。

西洋風の街並みと熱帯、二つが同居しているのが面白いです☆

ポルトガル総領事館と砲台跡

ポルトガル総領事館と砲台跡


坂の途中に現れるポルトガル総領事館。坂を下りきった所にあるのが焼灰砲台跡です。

この辺りには旧オーガスチン教会がありました。つまりアウグスチノ会の拠点は、最初ここに置かれていたということですね。

マカオの教会というと、イエズス会やフランシスコ会のイメージが強いですが、アウグスチノ会の歴史も古く、1587年に修道院が建てられました。

誰かのために何かをしたいと誓願を立てた修道士さんたちが、この辺りを歩いていたのかもしれません。

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ポルトガル総領事館
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砲台跡
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焼灰爐公園
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公園の様子

砲台跡から海を望む

海に目を転じると、またもやナイス・ヴュー!

砲台跡からバスに乗るため道を渡ると、この景色。
ほんとに絶景には事欠かない街です、マカオって。
だから多くの観光客が惹きつけられて来るんですね。
納得なのです☆

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バス停
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ポルトガル総領事館
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海沿いの道
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向こう岸のホテル

路線バスにも慣れてきました♪

路線バスに乗って


海岸の風景をカメラに収めながら待つこと10分。次の目的地に向うバスがやってきました。迷うことなく手を上げてアピールし、ついにバスを自力で止めました!

ちょっとマカニーズ(現地人)っぽくなったというか、おばちゃんぽくなったというか・・・。

バスに乗り込んでしばらくすると、再び雨がパラパラと。このバス乗れて良かったーヽ(‘ ∇‘ )ノ
車窓から市内見物できるのもうれしいな。

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ペンニャ教会
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カジノの代名詞リスボア
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空中散歩できる歩道橋

 お粥専門店でランチタイム☆

お店のメニュー

雰囲気で注文。。。


1時間ほど前から猛烈にお腹がすいてきて、足がもつれるほどになっていたので、バスを降りた所にある食堂にとりあえず入ってみました。

お粥専門店と書いてあるので、たぶん胃に優しいものを食べさせてくれるのでしょう。

漢字が並ぶメニューを見て眉間に皺が寄りましたが、もう一枚のメニューを見ると、英語でAとかBとか書いてある!

これって、Aセットとかって感じだよね?きっと。ということで、AセットとCセットを雰囲気で注文!!

古いテレビで昼ドラを見ながら待つこと15分。。。

↓まず濃い紅茶が出てくる。この暑い日にホットで出てくるあたりが胃に優しいのか? 
続いて運ばれて来たのは、夫の頼んだポークチョップバーガー。マカオの名物みたいで当たりの予感↓
濃い目のミルクティーは定番のよう マカオ名物ポークチョップ・バーガー

↓しかし私の前にやって来たのは目玉焼きとトーストと、山盛りマカロニとハムのコンソメ煮込み・・・。
食べてみたら、とっても家庭的な味というか、私が手抜きして作る料理そっくりでした (T▽T)!!
お粥専門店だけど、セットメニューは若者向けの洋風(?)メニューだったのかも↓ 
マカロニ山盛り・・・ お粥専門店の看板
 自分の手抜き料理みたいなスープをお腹いっぱい食べて、とりあえず栄養チャージ完了!
 暑さと湿気のせいか、偏頭痛が始まっていたので頭痛薬を服用。これ以上痛くなりませんように!!

 今度はロープウェイがあるのだ!!

松山ロープウェイ

ロープウェイ最高!


次に行こうとしている所は、東望洋山と呼ばれる山の頂上にあるギア教会とギア灯台。ここも世界遺産に登録された史跡なのです。

麓にある二龍喉公園から頂上までは松山ロープウェイがあるのでスイスイ♪ 

ロープウェイの中はちょっと蒸し暑いけど、眼下に公園と緑を眺めながらゆっくりと揺られていくのは、ラクでいいです。

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二龍喉公園
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ロープウェイ乗場
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眼下の緑

丘の上には要塞が

今も要塞が


東望洋山の頂上は広いので、ロープウェイを降りてからも少し歩きます。ギア教会に向う途中にあるのが石の要塞。

大戦中に使われていたもので、防空壕の中も見ることができるようになっています。何か暗くて怖かったので、夫だけが見てきて、私は外で待っていました。

大戦中、太平洋に浮かぶこの小さな島は防衛の要になっていたんでしょうね。マカオにはカジノなどの繁華街とは違う面もあるのだと知りました。

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緑の道を行くと
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要塞
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防空壕
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大砲があります

 世界遺産 ギア灯台とギア教会

ギア灯台とギア教会

ギア灯台とギア教会

最後の坂道をよいしょっと登っていくと、段々姿を現してくる灯台と教会。
青い空に映えるその姿は絵葉書にしたいほど。
世界遺産であってもなくても、いいものはいいんだなと感じます♪

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徐々に姿を現す
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建物たち
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人はちょっと多いけど
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絵になる風景です♪

ギア教会

ギア教会


灯台には入れませんが、教会の中には入れます。1622年に建てられた教会は、外見は新しいものの、内部には建築当初のフレスコ画が残されていて圧巻!

警備員さんにカメラを見せて「OK?」と聞いたら頷いたので、思いっきり写真を撮りまくっていましたが、後でみたら撮影不可となってました ( ̄◇ ̄;)

撮影不可なものをここに載せたらやっぱりいけないだろうと思うので載せませんが、ほんとにイイです!!

ここからの眺めもナイスです!

眺めも素晴らしい


もともとマカオで最も高い所に築かれた要塞だったので、眺めも素晴らしいです。

19世紀になってここに灯台が造られたのですが、この灯台は今も現役。教会の鐘は当初、台風の接近を知らせる役目も担っていたのだとか。

ほんの数日いただけでも天候の急変とその影響の大きさに翻弄されたので、その重要性がわかります。

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灯台と大砲
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素晴らしい眺め
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教会の鐘
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気象を知らせる道具

 さて次は・・・?

麓の公園

公園にて


再びロープウェイに乗って降りて来て、近くの公園で少し休憩。日本もそうだけど、この蒸し暑さ、相当なものです。日差しにジリジリと焼かれていくようで、もう限界;;

こんな時こそ!と思い、日本から持参した「ヒヤロン」(ホカロンの冷たいバージョン)を頭に乗せてみましたが、効果は5分ほど。。。

公園で遊びまわる子供たちをうつろな目で眺めながら、庶民はどこでもたくましく生きているんだなと思ったり・・・

南国の花

あでやかに咲くブーゲンビリア


私「行きたい所、全部行けたんだけど、まだ3時だね」
夫「これからどうする?」
私「お土産買ってホテルに戻るか、どこか行く?」
夫「どこかって?」
私「朝中に入れなかった聖ザビエル教会とか・・・」
夫「行く意味あると思う?」
私「・・・」
夫「行くだけ行ってみるか」
私「(* ̄0 ̄)/ オゥッ!!」

頭痛いけど、最後の力を振り絞って再びコロアネ島へ向うことに。開いてないかもしれないけど、行くだけ行ってみるのだ!!

新しい建物が目立ちます

バスの車窓から市内見物


すっかり乗り慣れた感もある路線バスに乗り、ぞっとするほど人のいる新馬路で乗り換えて、朝向ったコロアネ島へ。

冷房のきいた車内で外を眺めていることほど楽なことはありません。市内見物はバスの車窓からが一番♪

ほどなく頭痛も治ってきました。・・・ってことは熱中症だったのかも;; 
涼しい場所に避難できてよかったです (>_<)

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庶民的なアパート
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カトリック経営の映画館
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タイパ島は高層アパートが
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林立しています@@

 再びの聖フランシスコ・ザビエル聖堂!

もう一度コロアネ島に

コロアネ島に到着


小一時間ほどでコロアネ島に到着。ロード・ストーズ・ベーカリーは朝よりも混んでいます。

やはり暑い地域の人たちは、3時を過ぎた辺りから外に出て活動するみたいですね。炎天下に歩き回るのは体に悪いです(しみじみ)。

さて、朝空振りを食った聖ザビエル教会は開いているのでしょうか? はやる気持ちを抑えつつ、教会への道を急ぎます。

教会の扉が開いている!

開いてる!!


「きゃー 開いてる!!」

うれしさのあまり叫んでしまいました^^;
こともなげに開いた扉。でもすごーく価値があるように思えて感動します。

苦労とか思い入れとかがあると感動も大きくなるんですね。そう考えると、空振りしたのが逆に良かったような気がするから不思議です。

さあ入ってみましょう!!

聖ザビエル教会の祭壇

聖ザビエル教会の内部

中に入ると目に入るのが、祭壇を包む青。
まるで天空に引き上げられたかのような瑞々しい祭壇です。
小さくて、豪華さはないけれど、どこか懐かしい。
優しい笑みを浮かべているような聖堂です。

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教会と信徒席
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祭壇
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フランシスコ・ザビエル
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日本語も!

手作り感のある資料室

手作りの資料室


この教会が建てられたのは1928年。現在聖ヨセフ教会にあるフランシスコ・ザビエルの上腕部骨や、セントポール天主堂に納められたキリシタンの遺骨は、戦時中ここに避難し、戦火を免れました。

祭壇に向って右手の部屋は、アジアのキリスト教と殉教者の資料室となっています。

置かれている物はすべて複製品ですが、日本人キリシタンの殉教の様子まで展示してくれている資料室が外国にあるなんてすごいことではないでしょうか。

ザビエルやキリシタンの骨を、神様がここに逃れさせて残してくださったような気がして、、、感謝です。

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江戸キリシタン殉教図
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ヴェトナムの殉教者
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アジアな聖母子
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階段脇の窓

 暮れゆく中で祈りを捧げていると…

午後の海は朝とは違った表情

朝とは違う海の景色


教会を出ると、朝とは違う海の景色に驚きました。もう日が暮れるんですね。私たちの旅もこれで終わりなのかな。

この静かな海辺でお祈りをして帰ろうとベンチに座りました。しかし、祈れば祈るほど、まだ旅は終わってないという感じがふつふつと湧いてきます 。。。o(゜^ ゜)

まだ行くべき所があるなら教えてくださいと、続けて祈っていると瞼の裏に浮かんできたのは…
カモンエス公園!?

海を渡る大きな橋

行ってみるかい?カモンエス


カモンエス公園というのは、あの納得いかない世界遺産カモンエス広場の奥にある公園です。
昨日ちょっと入って見て来たけど、何もなかったから引き返して来たんですけど…。

私「カモンエス公園に行くべきみたいな霊感が…」
夫「はあ?」
私「行くだけ行ってみたいかも」
夫「よし、行ってみるか!」

私の突飛な霊感を信じてくれた夫よ、ありがとう。
Yeah! Let's go カモンエス!

 カモンエス公園 (゜ー゜☆キラッ

世界遺産のカモンエス広場

カモンエス広場


スムーズにバスを乗り継いで、カモンエス公園に到着。

公園前にあるカモンエス広場は、人が多くなっただけで相変わらずのローカルっぷり。ベンチで寝てるおじさんもいます^^;

公園に入るとこのローカル度は更にアップして、おばさんたちがお茶菓子持って集まっておしゃべりに興じていたり、老若男女が運動器具で体を鍛えたりしています。

この大勢の大人たちが遊びまわってる様子は、日本人には想像できない光景です。。。

これがカモンエスさん

カモンエス像


「庶民の暮らしぶりを見ておきなさい」ということなのかなーと、とりあえず公園を一回りしてみることに。

結構広くて足が疲れます。日差しが和らいできたので、昼間ほどはキツくありませんが、人が多いのか、人々の声が大きいのか、かなりの賑わいです (゜o゜;)

←岩の隙間にあるこちらの像のお方がカモンエスさん。有名な詩人なのだそうですが、像の周りではおばさんたちが座り込んで井戸端会議をしていました。

公園は地元民にとって家の延長なんですね、きっと。チャイナ・パワーを感じます。この熱気が世界の景気を牽引しているんだなぁ。

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入口のモザイク画
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運動器具と人々
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広大な敷地
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カモンエスの詩碑

金神父の像

金神父?


夫「金神父って書いてある」

広い公園内をくまなく歩くのがしんどくて、私が出口方向に踵を返そうとしていると、夫が案内板を指さして言いました。

確かに、「金神父像コチラ」みたいな案内板が出ています。神父と聞いたら見ておかなきゃ、銅像になってるなんてきっと偉い神父さんなんだろうな。

そう思って進んで行くと、子供たちを見守るように立つ一人の人の姿が。神父さんにしては、何か見慣れない服装をしています。

金大建神父

朝鮮最初の司祭 金大権神父

立っていたのは、金大建神父。
足元の碑文によると、この神父は朝鮮で最初に司祭に叙階された人で、殉教者だとか――。
あまりの驚きで唖然としました。
最後の最後に殉教者に出会うとは。
でも朝鮮の殉教者の像が、なんでここマカオにあるのか…。

公園の一番奥に建てられています

朝鮮の殉教者 金大建神父


この像がマカオに建てられた理由は、金神父の経歴を読んでわかりました。金神父は韓国で生まれ、マカオで神学を学び、上海で叙階されたそうです。

朝鮮王朝がキリスト教を迫害していた時代、自らの民族から司祭を出すことは朝鮮民族の悲願だったわけで、その初穂となった金神父は自国に戻って1年も経たないうちに逮捕され殺されてしまいました。

金神父の家族は、朝鮮にキリスト教の伝えられて以来代々信仰を持ち続けた一族で、金神父を含めて3代で11人の殉教者を出しています。

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金神父像
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碑文
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説明板
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公園の一番奥です

 夕闇のセントポール天主堂跡

聖アントニオ教会

暮れゆく空


金神父の像を後にしながら、鳥肌が立ってくるのを感じました。
「みこころ」というのは、こんなにリアルなものなのか…。

小さく取るに足らない私(その上相当あほですし;;)に霊感を与えて、ここに足を運ばせた主の「みこころ」が示すのはきっと、神の愛に生きた者たち。

日本、中国、韓国とキリスト教が伝わっていった歴史の最後のパーツがパチンとはまったような気がしました。

その一つ一つの場所には命がけの祈りと、殉教者たちの姿があるのです。

セントポール天主堂跡

セントポール天主堂と月

少しだけ遠回りして、セントポール天主堂跡を見て帰ります。
見上げると、天主堂の向こうに小さな月が浮かんでいました。
主の微笑みのような、かすかな余韻とともに――。

 どたばたな一日を締めくくりながら

ジョルジェ・アルバレスの像

ジョルジェ・アルバレス像


夜の帳が下りるにつれて活気づく街、マカオ。
セントポール天主堂跡の辺りも混んできたので退散します。

←コチラは信号待ちで撮ったジョルジェ・アルバレスの像。

ずっとホテルの前にあったのに、なんか失念していましたが、この人、そういえばヤジローをザビエルに会わせた人でした Σ(・o・;) !!

ごめんね、アルバレス。あなたがヤジローをザビエルの元に連れて来てくれたから、日本の福音の歴史は始まったんだよね。

ほんとに不思議な縁で結ばれている、マカオと日本なのです。。。

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夜になると活気づく街
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お土産はヤオハンで♪
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泊まったホテル

夕食はやっぱりホテルのレストランで

3日目くらいは違う所で食べてもいいかなと思っていましたが、
結局ホテルのレストランで食べることに。やはり安心なのが一番ですから☆

注文してから気づいたのが、又もや部屋にカメラを忘れてきてしまったこと;;
「仕方ないなぁー」と夫が取りに行ってくれましたが、
我ながら自分のあほさに眩暈がしました・・・。
麺類も食べてみたかった^^ 大きなえびうれしー♪
  今日は麺☆ ウェイトレスさんが一杯ずつ盛ってくれます。大きなえびも注文してみました (o^-^o) うふ♪

部屋に戻って・・・


部屋に戻って帰り支度をし、お風呂から出てきたところで大変なことに気づきました。
カメラをレストランに置き忘れてきてしまったのです!  
あほあほあほすぎる…あほという言葉は私のためにある。。。 デザートはタピオカ^^
半泣きで夫に訴え、レストランまで取りに行ってもらいました;;
レストランは閉まっていたものの、ホテルの従業員室に忘れ物が保管してあるということで、そこまで行って見つけてきてもらい、無事手元に戻りました。はれるや、感謝します!!

昨日に引き続き夫には頭上がりません m(_ _;)m
でもホテルのレストランで食べて良かったです。
大きなえびを見て興奮したのがまずかったよう・・・。
もう少しちゃんとした人間になりたいです;;


今日の日をありがとう


6万個のLEDが彩るグランド・リスボア
そんなこんなで最後までどたばたでしたが、
行きたいと思っていた所に全て行くことができ、
ノーチェックだった所ににまで行かせてもらい、
感動も受け、本当に本当に本当に感謝です。

明日は帰るだけですが、
今回の旅を振り返って
時を超えて出会えた人々に
思いを馳せたいと思います。

いつも言ってることではありますが、
今日は声を大にして叫びたいと思います。

すべてのことを感謝します。主よ、愛してます!

ここまで読んでくださった方にも・・・A(^-^)R(-^ )I(^ )G( )A( ^)T( ^-)O(^-^)~♪


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