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キリシタンのあしあとを求めて各地を旅してめぐります♪

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 初めまして!北京 三日目
北京国際空港  <北京三日目の旅程>

 市内観光

    
★鳥の巣
    
★天壇
    
★南堂
          
    
 北京空港 →ドバイ経由でアテネへ
楽しくも激しい怒涛の二日間が過ぎて、今日は北京最終日。
まだまだ行きたいところはあるけれど、とりあえず「これだけは外せない」ものだけを選んで回りたいと思います。
疲れが溜まり始めてるのを感じつつ、まあ休息は飛行機で取ろうと腹をくくって一日スタートです☆

鳥の巣

オリンピック会場・鳥の巣


ホテルで半日荷物を預かってもらい、ついでに鳥の巣の行き方を尋ねます。

図を書いて教えてくれたけど、結局バスに乗ってから誰かに聞けとのこと。

メモ帳に書かれた文字を見せながら、バスに乗り、車掌さんに促されてバスを降りて徒歩10分。ようやく着きました。あこがれの鳥の巣。

オリンピックの開会式まであと1ヶ月あまりなのに、まだまだ工事中のところばかりです。
前を通る道路もアスファルトを敷いている段階。道路沿いのお店は一つもオープンしていません。

しかし数日前からチャイナ・パワーを見せつけられているので、「なんとかなりそうだな」と思いました。根拠はないけど、中国人ならなんとかしてしまうという確信が。(その後のオリンピックの様子はご存知の通り。大成功を収めて、中国は国際社会に華麗なる一歩を記しました)

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工事中
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だだっ広い@@
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開店準備中
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造りかけ・・・

 爆笑!天壇

鳥の巣を外側から見て堪能した私達は、次なる目的地を目指します。それは天壇。
皇帝が五穀豊穣を天に祈った場所です。中国最大の祭祀建造物で、面積は北京の旧城部の3分の1を占めています。

つまり巨大な祭祀施設。中国人の天への信仰が見られるはずです。すっかり乗りなれた地下鉄を乗り継ぎ、「天壇東門」駅に降り立ちます。

とても賑やかな天壇の回廊

天壇の回廊


入口でチケットを買って入場すると、遠くの方で祭りのような音楽が鳴っています。

「何かのイベントかな~?」と近づいていくと、回廊のような所からざわめきと騒音と喧騒が・・・。

回廊の中に入っていくと、多くの人々がさまざまなことをやっていました。

カラオケセットを持ち込んで、大音量のマイクで歌う者、欄干に腰掛けて将棋のようなゲームに興じる者。水を含ませた大きな筆で、廊下に文字を書いている者etc・・・。

キャッチボールや不思議な道具を使った運動、音楽に合わせて集団で踊るなど、もうやりたい放題です。

しかもほとんどが高齢者。元気なお年寄りです。いきいきとしています。
天壇は地元の高齢者に解放されているらしく、毎日このような状態だとか。もう笑うしかありません。

人生を楽しんでますね

老人のオアシス


緑に囲まれた老人のオアシス、天壇。みんな明るくて、超がつくほど元気です。生命力にあふれています。

この大音響をお聞かせできないのが残念です。きっと静かにしようという考えがないんでしょうね。好きなことを好きなように実践する。

日本も高齢化してますが、こういう雰囲気はないですよねぇ。

大きな建物

祈念殿


回廊を通り過ぎると、今度はひと際大きな建物が目に入ってきました。
ここは祈念殿。装飾が細かくてカラフルです。

復元されたもののようですが、実際に皇帝が来ていた頃もこのような感じだったのでしょう。

大きさにも豪華さにも、唖然。口が開いたままになってしまいました。

日本でこういう色合いを見ると「センス悪・・・」と思ってしまいますが、中国の広い国土ではこれくらい目立つ建物の方が似合います。

青い空にもとても映えていて、「こういうのもなかなかいいんじゃないか」と思えてきます。

ちなみにこの建物、釘を一切使っていないとのこと。すごいですねー。

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内部
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大きいっ
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段の上に建っている
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きらびやか・・・

次の建物までが長い・・・@@;

次の建物までの道



しかしここで驚くべきことが。
次の建物までの道が、ものすごーく遠いです。
(←この写真参照)

「この距離歩くの~!?」
他の交通手段を探しますが、何もなく、みんな歩いています。

たぶん日本ならバス停二つくらい立てます。この距離なら。モノレール作っちゃうかも。

仕方なく歩いて向かいますが、歩いても歩いても着きません。

日差しはどんどん強くなってきて体力を奪うのに、木陰さえないのが辛いです。

ああ、中国って巨大。スケールが違う。完全に負けました、私(何にかわからないけど)。

皇窮宇

こっちも大きな建物

そしてようやく着きました皇窮宇。皇帝が天に奏する前に何かをした所のようです。
儀式がとても重要だったことがわかります。

すごく豪華

建物が続く


この先も建物が続いています。大理石で造られた龍とかのオブジェ(雨どいの役目もしている)もたくさん建てられています。

どこもかしこも隙なく装飾がなされていて、まるで結界を張っているかのようです。

回音壁

回音壁


ここは回音壁。音がよく反響するように壁がよく磨いてあるので、こっちでしゃべるとあっちで聞こえるという実験ができます。

みなさん普通に聞こえるような大声で叫んでいますけど、それじゃ意味ないんじゃないかなぁ・・・?

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たくさんの建物
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大きな門
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大理石の段
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龍の雨どい

天心石

天心石


三層になっている大理石の段を上った所にある天心石は、皇帝が天に祈りを捧げいろいろ報告した場所。

ここでささやくと天に聞こえると考えられていたそうです。今では一番人気のスポットで、この石に上るのに随分順番待ちをしました。

結局は積極性で制せねばなりませんでしたけど・・・。(←乗っているのは私ではありません^^;)

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天心石の説明
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広い緑地は鳥のオアシス
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水遣りはスプリンクラーで
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北斗七星の石

天壇の建物の周囲には、またまた大きな緑の公園が広がっていて、とうてい全てを見て回ることはできませんでした。「とにかく懐が広いんだよ、中国ってところは」という感想を夫と語り合い、再び地下鉄に乗り込みます。

 あったよ、ありましたよ~!

地図に載っていても、近くまで行っても、敷地に入っていけないことがある中国。そのしきたりを知ったので、あまり期待せずに向かったのが南堂。明の時代に建てられた四つの教会の一つ。カトリック教会です。

北京の聖堂・南堂

南堂


地下鉄駅「宣武門」で降りて地上に出ると、車通りの多い幹線道路。高い建物も多くて見つけるのは困難そう。

・・・と思って振り向くと、ありました!ありましたよ、南堂!
 「わー、いかにもって感じの教会がある!」
うれしさのあまり、失礼な言い方に。

とりあえず小路に入って教会を目指します。


中華風なルルド

南堂のルルド


「わー、ルルドまである!本格的~!」
本格的なのは当然で、またもや失礼発言ですが、期待してなかった分、あるとうれしいのです。

マリア像の足元の岩に「萬福」と書いてあるのが、中華風。福を願ってのことだと思いますが、日本だったら書かないかなぁ・・・。

中に入って行くと受付に神父さんがいらして、挨拶を返してくれました。心落ち着けてお祈りできる場に初めて来ることができて感謝です。中国がこれからもっともっといい国になって、キリスト教の布教(外国人による布教は未だに認められていない)も認められますように。

最近中国では地下教会と呼ばれる政府非公認の教会が増えていて、クリスチャンになる人もたくさんいるらしいですが、今回の旅行ではそういう感じを受けることはありませんでした。でもオリンピックなどでこの国がよりオープンな国になっていくのは確実ですし、宗教への規制も撤廃されていくのではないかと思います。

いろんな意味で注目の国ですね。ああ、いい発展をしてくことができますように。

マテオ・リッチ像

マテオ・リッチ像


中国にキリスト教を伝えたのはマテオ・リッチさん。ザビエルより少し後の時代です。

朝鮮半島に福音が入っていくようになったのも、この人のおかげです。この人が書いたものを中国に留学に来ていた朝鮮人の学生が、翻訳して本国に伝えたのです。

マテオ・リッチを北京に派遣しようと計画した人は、日本巡察使のヴァリニャーノさんなので、三国の歴史はつながっているんですね。

金ぴかな像ですが、北京にこの人の像が建てられている意味は大きいと思います。お墓は行けなかったけど、ここで会えたから感謝ですー。

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聖堂のファサート
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十字模様の壁
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石碑
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説明板

 最後まで気が抜けない国、中国

南堂の近くにあるレストランで昼休み中の従業員たちに混じってスイーツを食べ(もうこれくらいじゃ驚きません)、ホテルで預けた荷物をピックアップし、空港に向かいます。行きたい所にも行けて良かった良かった!

北京でファーストフード


空港行きのバスに乗る前までに時間がありそうだったので、北京駅に近いファーストフード店で腹ごしらえ。

メニューは麺類のみです。水を床に流してゴシゴシ磨いている店員がすぐそこにいましたが、もう気にしません。ここは中国なんですから、中国の人が好きなようにすればいいのです。
ファースト・フードのメニュー

空港行きのリムジンバスの乗場がわからず、交番のお巡りさんに聞いてもわからなかったのには困りましたが、なんとか見つけて乗り込み、「ああ、もう北京はお別れなのね」と車窓を流れる景色を目に焼き付けていると、突然衝撃が。前を見ると、私達の乗っていたバスが前の車にぶつかってました。

「え、交通事故!?」 驚いていると、前の車から降りてきた人とバスの運転手の口論が始まり、乗客もざわめき始めました。言い争いが激しくなって、乗客がバスを降り始めましたが、私達には状況がつかめず、「どどど、どうするの!?」

そこへ流暢な日本語で「あの、日本の方ですか? みんな降りるそうですよ。替わりのバスが来るみたいで」「え、そうなんですか? ありがとうございます」 慌てて降りる私達。荷物も降ろして道路上にたたずむこと5分(車にひかれそうで気が気でない)。バスが来ました。

替わりのバスといっても単に後で出発したバスなので、みんなが乗れるのか心配でしたが、乗り込んでみたら座席がちょうど足りました。それだけでも「神様がしてくれたんだ」と感謝でしたが、横を見るとさっきの日本語を話す中国人が。やっと落ち着いてお礼も言えました。

その人は日本と中国を往復するビジネスマンで日本贔屓な人でした。そういう人が同じバスに乗っていてくれたから良かったものの、そうでなかったら・・・。想像するだけでも怖いです。ほんとに最後まで気が抜けない国、中国ですが、それでも神様が人を備えて助けてくださって無事に空港に着くことができました。

日は暮れて・・・

北京国際空港


ほどなく夜の帳が下りてきて、辺りは闇に包まれていきました。

飛行機を待ちながら、この3日間で出会った人たちを思い出します。

みんなパワフルでしっかりしていたなと。

旅行に来る少し前にあったのが中国製ギョーザ事件で、私の周りの人も中国と中国人についてあまりいいことを言っていなかったのですが、来て見て変わりました。中国のイメージ。

生命力にあふれて個人個人の生活を謳歌している様子は、萎縮気味な日本人が取り入れなければならない性質だと思うし、中国人はとても有能でしっかりしていて、その点でも見習いたいと思いました。

これから日本と中国はどんどん距離を縮めていくだろうから、偏見を捨てて、お互い学びながら、いい関係を築いていけるといいな。たぶんそれは、神様も同じように思っていらっしゃるのではないかと思います。世界平和は、「相手を知る」ことから始まるのかもしれませんね。

北京国際空港

北京国際空港

ほんの少し寄っただけだけど、歴史と活気のある街ですね、北京って。
もっと中国のことを勉強してから、また来たいな、ぜひ☆

さてさて、私たちの旅はここから「ギリシャ周遊Ⅰ」へと続きます。
中国編、最後まで読んでくださってありがとうございます~( ̄(エ) ̄)ノ” ++♪++


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