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キリシタンのあしあとを求めて各地を旅してめぐります♪

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 とうきょう散歩~其の二

  <本日の訪問地>

 ★小石川植物園
 ★弥生美術館
 ★竹久夢二美術館
 ★礫川浮世絵美術館
 ★十思公園
 ★大安楽寺
 ★ジュサブロー館
 

 江戸の面影を求めて

以前は歴史的なものに出会っても「ふうーん」と思っていた私が、歴史にロマンを感じられるようになったのは最近のこと。やっと大人の感性に近づいてきました。
祖父母が時代劇ばかり見ていた心情も今は理解できたりして。

生活圏にあるがゆえに見えなくなっていた東京の魅力を、歴史ロマンという観点で発掘してみたいと思います。江戸の面影を求めるとうきょう散歩。第二弾は小石川の地から・・・。

小石川植物園

まず訪れたのは、小石川植物園。梅の季節だから、どうしてもキレイな梅が見たかったのです。これって日本人の習性ですよね。

その季節の花を見ないと、何か物足りない。季節を味わってない感じがしてどこか空虚な気がする。

日本人の感性が都会暮らしの身にもしみついているのが、ちょっとうれしいです。

しかし・・・悲しいかな、私は写真を撮るのが下手なので、ステキな梅の花をお見せすることができません。本当はもっとキレイだったんですけどね。開門してすぐ、朝一番に行ったんですけど、結構人が来ていました。写真を撮りたい人は早めに来るようです。


思いのまま

私が一番気にいったのは、この梅の花。
「思いのまま」という名前がついていて、一つの枝から白やピンクの花が咲いています。

こんなふうに思いのままに輝いてみたいです。実際はもっとキレイなので、花が好きな方は是非訪れて見て下さい。

 文京をぶらぶら

私の親の世代の人に、昔はおしゃれな人は銀座を歩く「銀ブラ」なるものをしていたと聞いたことがありますが、私のおススメは都心ながら緑が多く残り、史跡や美術館が点在する文京区をぶらつく「文ブラ」。休みの日には人手も多くないので、買い物スポットより憩えます。

文ブラするにはもってこいの緑道

小石川植物園を後にして、文ブラするにはもってこいの緑道を駅の方向へ歩いていきます。

途中には彫刻なども配されていて文化的な雰囲気も味わえます。街をきれいにしてあるのっていいですね。

こんな街に住んだらいいかもなー。でも家賃高そうだよなぁ。物価も高いかも・・・。

考えているうちに段々庶民的な感想に陥っていってしまいますが。

今日は東京メトロの一日乗車券を買ったので、南北線で後楽園を目指します。

礫川公園

「れきせんこうえん」だと思っていましたが、「こいしかわこうえん」と読むようです。後楽園駅を降りてすぐの公園は季節の花で彩られています。



春日局像

文京シビックセンター方向に歩いて行くと、出会うのが春日局の像。

江戸時代、文京区のほとんどの部分は春日局の領地だったとか。すごいというか、恐ろしいです。それだけの権力をもっていたということですよね。

今も文京区に残る「春日」の地名はその名残り。地下鉄駅「春日」のあたりが春日局にゆかりがある地なんだろうとは想像してましたが、ここまでとは。

時代劇やドラマを見る目が変わりそう。賢くて意志の強い人だったのかな。


文京シビックセンターでランチ

文京区のランドマーク、文京シビックセンターで早めのランチ。大きなカフェとか入りやすくてゆっくりできる店があるのがうれしいです。

ここからは美術館めぐりが続くので、しっかり足を休めます。栄養も補給しなくては!

 文京区の美術館めぐり

新聞屋さんにもらった美術館のチケットを使って、三つの美術館をまわります。
チケットを買って足を運んで・・・とまではなかなかできなくても、もらったチケットなら気楽に行けます。いつか行ってみたいと思っていたところばかりで感謝です。新聞屋さん、ありがとう♪

礫川浮世絵美術館

文京シビックセンターのすぐ近くにある礫川浮世絵美術館。いろんな会社のオフィスとか入ってる雑居ビルの一室(一つの階全部)です。

「こういう所にちゃんとした美術館があるのかなー?」と思ってましたが、すごくちゃんとしてて(当然です!)、そして収蔵品は素晴らしかったです。

素人目にも、超がつくほどのお宝ばかりでした。
間近に見られて感動しました。江戸の情緒、息づかい。肌で感じることができました。

弥生美術館

地下鉄で移動して次に向かったのは、弥生美術館。隣には竹久夢二美術館があって、両館は渡り廊下でつながっています。

ただで行ったためか、あまり大きな期待は抱いておらず、ミュージアムショップもさらっと見るだけのつもりでした・・・。

が!ここには私の心を刺激するものが多すぎて、結局本とか関連グッズ買っちゃいました。レトロでステキでたまりません♪

竹久夢二美術館

竹久夢二についても、「女性遍歴が激しくて、大正ロマンにあふれた少女趣味な絵を描いてた人でしょ」と思ってましたが、やられました。

作品を見てとりこになりました。
単に少女趣味で叙情的なだけじゃないです。どう説明していいのかわからないけど。

結局夢二のデザインがいっぱい載った本を毎晩のようにめくる日々に・・・。「ステキ」というとミーハーな感じがしますが、自分ではミーハーではないと思うんですが、そうなのかなぁ?

私の中の何かが喜んじゃったんでしょうね。竹久夢二の魅力がわかっただけでも、偏見に満ちた私の考えが変わってよかったです。

知りもしないのに低く評価したりして、あほでした、私。その姿勢自体、反省せねばです。

弥生式土器発掘ゆかりの地

ここの地名は弥生といい、この辺りで発掘されたから弥生式土器というんだよ、と夫に言うと「うそ!」と信じてくれませんでした。

しかしちょうどこの碑に出くわしたので、名誉挽回。あやうくうそつきにされるところでした。

でも私の記憶だと、昔弥生式土器がガラスケースに入って展示されていた気がするんだけど、それは見つけられませんでした。記憶違いかなぁ?

 江戸の牢屋敷跡へ

再び地下鉄に乗って、今度は伝馬町方面へ。日比谷線の「小伝馬町」で下車します。
ここには江戸時代、全国最大の牢、伝馬町牢屋敷がありました。

2600坪という広大な牢獄で、現在の大安楽寺、身延別院、村雲別院、十思小学校、十思公園を含む一帯が牢屋敷跡となります。

2008年11月に列福されたペテロ岐部など多くのキリシタンが苦しめられ、殉教した場所でもあります。

十思公園

十思公園には、ここが牢屋敷の跡であることを説明する案内板が建てられています。

幕末に吉田松陰が処刑されたのがここだったことを示す碑もありますが、キリシタンについての説明はないです。

長きにわたり多くの人が仕置きされ、処刑されているので、一つ一つのことは書ききれないんでしょうね。


大安楽寺の前に建つ碑

大安楽寺の前にはこのような碑が建てられています。もともと多くの人が処刑されたので、その霊魂を供養するために建てられたお寺だそうです。

キリシタンの歴史を知っているのか、欧米系の外国人旅行者がこのお寺と十思公園をカメラに収めていました。

ここで処刑されたキリシタンが列福されたばかりなので、クリスチャンが巡礼に訪れるようになっています。

この自由な時代に殉教者の思いを知って、「生きる」ことが大切なのかもしれません。



イルマン堂・・・?

大安楽寺から交差点に出てきて見渡すと、イルマン堂というカメラ屋さんが。

イルマンって、キリシタン用語で修道士の意味だけど、牢に入れられた修道士がいたからイルマンってつけたのかな? まさかねぇ・・・。


ジュサブロー館

てくてく人形町の方向にあるいて行き、ジュサブロー館に到着。本日最後の目的地です。

中に入るとジュサブローさんが人形作っててびっくり! 私、小学生の時から辻村寿三郎にあこがれてきたのです。

突然目の前に現れても実感がわかなくて、そっくりさんじゃないかと思ってしまいました。

小さい建物ながら、訪れる人は引きもきらず、気さくに応対してサインしてくれるジュサブローさん。人形片手に作り方まで教えてくれてます。

奥の舞台みたいなスペースにいると、やってきて灯りをつけたり、人形を動かしてくれたりして、もう感激するしかありません。

ファンなら是非訪れてみてくださいね。人形の醸し出す幽玄の世界とジュサブローさんの人間味を感じることができます。

はあー、今日はよく歩きました。万歩計つけておけばよかった。
それにしても東京は深いです。そこかしこにいろんな歴史が刻まれています。
最先端だけど、歴史も感じるから魅力的なのかな。

最後まで読んでくださってありがとうございます<(_ _)>


インフォメーション
女子パウロ会公式サイト:「キリシタンゆかりの地をたずねて」の中に十思公園があります
小石川植物園公式サイト
弥生美術館・竹久夢二美術館公式サイト
礫川浮世絵美術館公式サイト
文京区公式サイトの観光案内ページ
文京区観光協会公式サイト
ジュサブロー館公式サイト


                                          
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