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キリシタンのあしあとを求めて各地を旅してめぐります♪

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 東京・見てある記 ② 

  <主な訪問地>

 小金井へ ヽ(^^)(^^)ノ

江戸東京たてもの園


今日も前回に引き続き、「ぐるっとパス」を使って今まで行く機会のなかった美術館などに行ってみたいと思います。

今日は夫もお休みなので、車で出かけられるのが良いですヽ(^^)(^^)ノ

徒歩ではアクセスしずらい多摩方面に向います。まずは小金井にある江戸東京たてもの園へ!

この地域で発掘された土器


江戸東京たてもの園はとても広い公園内にあって、休日ともなれば多くの家族連れで賑わう小金井市民の穴場的スポット(?)。

たてもの園の正面入口となっているビジターセンターは、歴史的建造物「旧光華殿」を改修したもので、そこまでの道が遠くてびっくり。

中の展示室ではこの地域の遺跡で発掘された土器などが展示されています。


たてもの園までの道

東京の地形の変化①

東京の地形の変化②

東京の地形の変化③

出土人骨


地域の歴史を俯瞰するという目的が同じだからか、先日行った北区立飛鳥山博物館と展示品は似ていて、貝塚から発掘された人骨もありました。

やはり本物のようで、もう昔の人骨はどんどん展示しちゃおうというのが今の趨勢なのかなぁ・・・?

身長162センチの20代から30代の男性なのですが、背骨が変形していることからして「その人生は山あり谷あり」だっただろうと解説に書かれています。この解説、ちょっと面白いんですけど。。。(・m・ )


解説

耳飾り

土偶

板碑

高札


高札もありましたが、キリシタン禁制のものではありませんでした。ちょっと残念。江戸に向う武蔵野国の街道筋なら、キリシタンを取り締まる高札も掲げられていたと思うのですが。

一つの展示室で武蔵野国を縄文から近代まで振り返っているので、展示品の数は多くはなくこじんまりとした感じではありますが、工夫が見られます。

こういうところを運営する人って博学なんでしょうね。


高札

解説

火縄銃

鎖帷子

 様々な由来を持つ建物たち

家光の側室の霊廟


ビジターセンターを通り抜けると、広大な敷地に様々な由来を持つ建物が建てられています。

こちらは徳川家光の側室お振の方の霊廟。こんなに完璧に保存されているって、すごいです。

家光と聞くと、キリシタンを迫害をした張本人で、多くの殉教者を出させた人物なので、ちょっと腹が立ちますが、、、

「罪を憎んで人を憎まず」式にいうなら、罪を憎んで建物憎まず、でしょうか。価値は価値として認めざるをえないですね。


霊廟

解説板

寛永寺の灯籠

説明

高橋是清邸



次に向ったのが高橋是清邸。実はこの建物が見たくて、私は以前からたてもの園のサイトを見ていたのでした。高橋是清は明治から昭和にかけて政治家として活躍した是清は、ヘボンさんの教え子。
ヘボンさんがアメリカに帰国した後も、是清が会いに行くほど2人の師弟関係は強いものでした。


高橋是清邸

ガラス


解説板

2.26事件


そして日本が軍国主義に傾いていくきっかけとなった2.26事件で、是清が銃殺されたのがこの部屋だったのです。

二間続きのこの部屋の、どちらの部屋側で撃たれたのかはわかりませんが、その部屋が建物ごと移築され保存されていることに驚かされます。

ダルマ宰相として親しまれ、引退した後に財務大臣にと強く望まれ、国家の経済建て直しのために復帰した、その矢先のことでした。

孫と写った写真


高橋是清は、宣教医として来日し、英語を教えてくれたヘボンさんのことを、生涯の恩人として感謝していましたが、クリスチャンになることはしませんでした。

もしかしたら政治家を引退し、しがらみから解かれたらなろうとしていたかもしれませんが、その前に殺されてしまったので、なんともいえません。

命の時間が明日も明後日あるかどうか、本当は誰もわからないのに、あると思い込んで暮らしています。気を引き締めねばと思いました。

またこの2.26事件では、私の敬愛するシスター渡辺和子さんのお父上も殺されています。教育総監まで銃殺する必要がどこにあるのかと、彼らを諌め止められなかったことが、日本の罪と罰を招きました。


事件の間

解説板

床の間

床の間のある部屋

透かし彫り

続きの間

庭を見下ろす

柱の傷

 レトロな風景に心惹かれて

路面電車


高橋是清邸を過ぎて、東ゾーンに進んで行くと、時代はどんどん近代現代へ。

明治大正昭和の移り変わりとそのレトロな魅力が満載です。

映画のセットのような感じですが、すべて本物。そこが素晴らしいです☆


消防署の望楼上部

町並み

建物

お店

突き当たりが銭湯

ポスター

のれん

体重計

ランチタイム♪


そろそろお昼なのでお店に入ってみました。この地域で栽培されたそば粉を使った十割そば。

そばには何回か挑戦してみましたが、いつもぼそぼそで細切れになってしまい・・・そばに見えない形状に。

そば粉をそばにちゃんと仕上げられる料理人さん、尊敬します。しかも美味しいし♪

 残りの建物もざっとめぐってみましょう

八王子千人同心組頭の家


じっくり見て楽しんでいたら一日いても飽きなさそうですが、この後も行きたい所があるので、残りの建物をざっとめぐってみようと思います。

こちらは八王子千人同心組頭の家。ボランティアスタッフさんが中で囲炉裏に火をおこしていてくれて、「休んでいって」と声をかけてくれます。なんかいいなぁ♪


同心の家

内部

石臼

台所

三井八郎右衞門邸


そしてこちらが三井八郎右衞門邸。ぱっと見は少しモダンな要素を加えた日本家屋ですが、中に入ると和洋折衷の絢爛たる世界が広がっています。

中がゴージャスなのを隠したかのようなこの外観。財閥ってそういうものなのね、と思っちゃいました。


部屋

和洋折衷

玄関


 次は神代植物園 (⌒-⌒)

神代植物園


すっかり長居をしてしまったたてもの園を後にして、神代植物園に向います。

名前だけ知ってて、いつか行ってみたいとは思ってましたが、行く機会なく現在に至ってしまいました。

植物園は他にもいろいろあるし、誰か誘ってくれる人とかきっかけがないとなかなか足を運ぶまでになれませんよね。今日はそのきっかけがあって感謝なのです♪

神代植物園も広っ!


しかし入ってみてわかりましたが、神代植物園もまた相当広くて大きな所です。

駐車場からかなり歩いてエントランスを抜け、さらに灌木の茂るゆるやかな道をずっと通って、それでやっと到達したのがここ(←)。

温室まで遠っ! 
これだけ見ることができるんだから、入場料の元が取れていいんですけど・・・。


駐車場からの道

深大寺そば屋さん

エントランス

中は相当広い

薄紫のバラ


秋のバラの季節のようで、温室までの道沿いに植えられているバラは、いずれ劣らぬ艶やかな立ち姿。

噴水の回り全体がバラ園なんですね。

高そうなカメラを構えた中高年や、お弁当持参の家族連れ。ここも一日遊んでいられそう (^ー^* )♪

武蔵野方面の土地の豊富さは、同じ東京都でも23区とかとは桁違いなのだと知りました。


噴水

バラ園

バラ

バラ

温室の睡蓮

睡蓮

睡蓮

ベゴニア

 最後は町田市立国際版画美術館

町田市立国際版画美術館


時刻は16時を回り、少し肌寒くなってきました。あと一ヶ所だけ行って今日の「見てある記」は終了しようと思います。

最後の目的地は町田市立国際版画美術館。版画専門の美術館って、国内ではここだけじゃないでしょうか? 

珍しいし行ってみたかったけれど、駅から遠くて敬遠していたのです。

救いのほとけ展


国際版画美術館は通年オープンではないので、展示があるときでないと見ることができなかったりします。

それでもって、今回の開期がもうすぐ終わるので、今日来ないと「ぐるっとパス」があっても入れないわけなのです。

今やってる「救いのほとけ展」。あまり私にとってはキャッチーではありませんが、とりあえず入ってみます。閉館まであと30分くらいだし (;´▽`A``

常設展


ざざざっと「救いのほとけ展」を観覧し、仏教というと仏像や仏画が思い浮かびますが、庶民にとっては入手しやすい版画という形で仏様を拝んできたのだと知りました。

収蔵品をローテーションで展示する常設展もやっていたので入ってみたら、宣教師さんの本が展示されていました。そっか、活版印刷っていっても絵のあるものは複雑だし、版画という媒体が扱いやすかったのね。

これは見てよかったです。感謝! 最後の最後に、私も「救い」を受けられました♪

芹ケ谷公園


版画美術館のある芹ケ谷公園は、晩秋の景色の中に冬の訪れをにじませています。

毎年あれこれやって、それなりに忙しく過ごしているつもりなのですが、でも結局「いつかやろう」と思っていたことはできずじまいで終わってきたような気がします。

なので今年が終わるまでに、もう少し「いつか行ってみよう、見てみよう」と思っていた所に足を運んでみようと思います。

その中に主がいつも共にしてくださることを信じて。
今日も感謝で終わります。ハレルヤ (o^-^o)♪


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