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キリシタンのあしあとを求めて各地を旅してめぐります♪

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 東京・見てある記 ⑧

  <本日の主な訪問地>

 都心のど真ん中へ


昭和館


ぐるっとパスに入ってなければ行かないであろう所に今日も向かいます☆ 都内って結構そういう場所が多いような気がします。

日本の首都だからいろんな機能の政府系建物やら博物館があるものの、一般の人にはほとんど関係なくて、知られていないということが多々あるというか。

学校に通う子どもがいる家庭ならいざ知らず、そうでもなければその存在も知らずに暮らしているものが多いです。

昭和館入口


その代表格ともいえそうなのが、これから訪れる昭和館。皇居のお堀端にそびえる、でかくて威圧的なこの建物が、今日最初の訪問地です。

こんなに巨大な建物なのに、訪れる人が少なく、一般にもあまり知られていないなんて、もったいないというか、他の意図を感じるというか・・・。とりあえず中に入ってみましょう♪

昭和館のオブジェ


・・・・・。

2フロアにわたる展示室を見てきましたが、館内は撮影禁止で写真は撮れませんでした。が、撮れたとしても、あまり目新しいものはなかったので、・・・です。

戦中・戦後の様子を物語る物品が展示されていて、引率されてきている子どもたち(社会見学か?)が騒いでいるだけでした。

平成11年にオープンにしたこの建物は、あまり実のない「ハコモノ」の典型。今後も多大な税金が投入されることを思うと、無駄を省く前に、無駄を作らないことが大切なのだと、逆に勉強させられます。


蕃書調書跡地

蕃書調書の解説

巨大な昭和館

説明とフロア案内

お堀端


昭和館を出て皇居の周りのお堀端を行くと、寒そうに身をすくめて歩くサラリーマンの姿が。街路樹の銀杏も黄色に染まり、正に晩秋といった感。

師走に入り、一年をしめくくっていくこの時期は、やり残したことを片付ける時期ともいうことができます。私が今年やり残したことは・・・。

行こうと思ってた所に行けずに終わったことが悔やまれます。もっと活発に動き回ればよかったなと(=;ェ;=)

江戸城の田安門



活発に動けなかったことを悔い改めるには、今からでも動き始めることが肝要!
というわけで、ここから江戸城へと向います。
お堀の外からは小さく見えた田安門は、近づくほどにbig、bigger、 biggest に☆
江戸城の威光を物語っています。


お堀

big

bigger

biggest!

田安門の高麗門


江戸城北の丸に位置する田安門は、戦国時代の名残を残す枡形門。「く」の字に曲がった形で、その端と端にそれぞれ門を備えた構造。

その一つが上掲の櫓門で、もう一つが←の高麗門。2つの門で敵を足止めしつつ、上から攻撃を仕掛けるということですね。

江戸城が築かれるようになった頃には、もう国内に強力な対抗勢力はなかったので、これは武家の誇りを表現したものといえるかもしれません。


枡形内

高麗門

脇の出入口

田安門の解説

 皇居内は今・・・

武道館


江戸城跡は今どうなっているかといえば、その広大な敷地は公園のように開放され、そこかしこに建物や碑が建てられている状態。

その全部を見て回るには、丸一日あっても足りないので、今日は皇居東御苑、北の丸公園をさらっと回ってみようと思います☆

田安門を入ってすぐ左手に見えてくるのが、武道館。本日の演目は「徹子の部屋」だそう。上品なマダムたちがいっぱい来ているような♪(勝手なイメージですが^^;)


武道館

徹子の部屋

全てを見てきた銀杏

冬枯れの公園


近衛歩兵第一聯隊跡


武道館前の小道に歩みを進めると、枯葉の中に記念碑が。近衛歩兵第一聯隊跡です。ここにあったんですね。立派な碑から、彼らを顕彰し、忘れまいとする活動が現在も続いていることがわかります。

皇居は戦跡といってもいいのかも。当時日本人が神格化した天皇が起居し、帝国主義を推し進める軍人たちが行き来した場所なのだから。

日本は平和だとかいって浮かれててはダメだなと、ちょっと気が引き締まるような。。。


近衛歩兵第一聯隊跡碑

碑の表面

解説

語りかける解説

北の丸公園


樹木はすっかり葉を落とし、冬枯れの様相ですが、そんな中にもぽっぽっと、赤く燃えるような紅葉を見つけると、暖かい気持ちになります。

都心も都心、正に東京の中心地である皇居、北の丸公園は、都会の喧騒と正反対の静けさ。風の音が聞こえ、葉の散る音さえ聞こえそう♪

ただなんとなく寂しく感じるのは、季節のせいなのか、一人で来ているせいなのか・・・。

近衛歩兵第二聯隊跡


少し歩いて左手に目をやると、小道の奥に碑が。近づいてみると近衛歩兵第二聯隊跡の記念碑でした。単に近衛歩兵の聯隊というくくりで済ませず、第一と第二とを区分して顕彰碑を建てていることに、メッセージを感じます。

第一と第二は違ったんだ、それぞれの役割を果たしたのだから、個々に記憶に刻んでほしい、という声が聞こえます。なんといっていいのか・・・。うら寂しく感じられる、この感覚の一端を、これらが担っているような気がします。


近衛歩兵第二聯隊跡

近衛歩兵第二聯隊跡碑

刻まれたマーク

解説

 先端科学のど真ん中へ

科学技術館



北の丸公園のほぼ真ん中にあるのが、科学技術館。小中学校の社会見学、あるいは東京以外の学校からの修学旅行生がいそうな感じ。しかしまあ、こういう機会でもなければ、私くらいの年代の大人が来ることもないだろうということで、GO!
理系科目は苦手でしたが・・・><

まずは地下食堂へ!?


中に入って向ったのは、地下にあるカフェテリア♪

科学とやらで頭を使う前に、まずは腹ごしらえせねば。ひーはー言いながら坦々麺を食べつつ、思い出すのは、小中学校での実験の数々。なぜか成功した思い出がなく、いつも隣のグループの実験結果を書き写させてもらっていたような・・・。

数学も中学までしか理解できず、高校の数学はテストであんなにヒドイ点を取ったのに、よく卒業できたなと不思議に思うほど・・・(;´д`)

受付嬢


どうせちゃんとは理解できないのだから、雰囲気だけ感じてみればいいのさと、訳のわからない決心を胸にエントランスに戻ると、ロボットの受付嬢が。

これ、CMか何かで見たことあるかも。表情がイマイチ、というか全然ダメなのは、なんでなんでしょう?

アニメ・クリエーターとか他の分野の人が手伝った方がいいんじゃないかと思うのは、私だけ ( ̄へ ̄)?

いろいろな展示室


企業などが技術とお金を出資して、未来を思わせるいろいろな展示室を運営してるようで、それぞれに工夫が凝らされているのはグッドです☆

なので私みたいな者でもそこそこ楽しんで見ていられるのですが、お互い接しにくいのが、展示室付きのガイドさん。

未来風の衣装で出迎えてくれ、カードやら何やらの使い方を案内してくれるのですが、私みたいな年齢層はあまり来ないようで・・・。

ロボットの恐竜


中高生みたいにカジュアルに接することも、ご高齢の方みたいに親切に接することもできず、それでいてどこまで理解してるのか不明な、中途半端な私。

ガイドのお姉さんと一対一になると、どこか気まずい感じがいたします。。。

ま、そんなこと気にせずにいくのがいいんでしょう、こういう場合は (T▽T)あはっ♪

シンラドーム


一番楽しめたのがシンラドームという立体映像の展示室♪

体感型の展示も数多くあるのですが、やはり私くらいの年代になると体力を使わずに体感できるというのが何よりです(ばあちゃんかっ;;)。映像プログラムもいくつか用意されているので、何度来ても飽きないかと。

たぶんハマる人は年間パスポートとか買って(そういうものがあるのかどうか知らないけど)、毎週とか来ちゃうのかも。科学好きにはディズニーランドのような場所なのかもしれません d(゜ー゜*)!


シンラドーム

上映時間

上映プログラム

野菜栽培


通路や壁際にも展示が盛りだくさん。通路脇に設置されたガラスケースで野菜が栽培されていたのには、目を見張りました (☆Д☆)キラーン

これ、うちにほしいっ♪
買い物行かなくてもいいし、家計も大助かり!
・・・なんて、きっと未来の話なんでしょね。


目の光るロボット

上目使いのロボット

カードでゲーム

オーロラ・サイエンス

ドライビング・シミュレーション

運転するロボット

自動車会社の提供

これ下さい!

 近代美術館の工芸館

万両?


科学好きなら一日遊んでいられそうな科学技術館ですが、面白さの奥にある技術に理解が追いつかない私には無理です。

科学の分野は誰かにお任せして、次なる目的地へと参りましょう。公園内の万両(だよね?)も真っ赤に色づいて、曇った空に温か味(あたたかみ)を添えています。

もうすぐクリスマスですね♪

東京国立近代美術館工芸館



北の丸公園の端に位置する東京国立近代美術館の工芸館。
「重苦しい空の下にステキな洋館!」
と思って近づくと、「旧近衛師団指令部庁舎」の文字が。ここも戦跡なのですね。


近代美術館工芸館

正面

美術作品

旧近衛師団指令部庁舎

現代の人形展


やっていたのは、「現代の人形」と題された特別展。みごたえもあって良かったですし、館内もレトロモダンでステキでした。

しかしここで戦争を指揮を執ったりしていたんだと思うと、ステキと言って喜んでいる気分にはなれません。この重苦しい感じは、天気のせいだけではなかったのだと、わかりました。

でもその時代を知らない私が、戦争に向ってしまった過ちを声高に糾弾するのも、どこかズレているような気がします。

ほっとしたくて、ほっとレモン


過ぎた歴史のことを、「間違いだった。あの人たち、本当にダメだったよね」と批判するのはたやすいけれど、それで終わりにしてはいけないのだと。

批判するだけで、自分を顧みることができなければ、同じような過ちをいつかしてしまうように思うのです。

「戦争はいけない。それやった人、間違ってる」と言うだけで終わらずに、自分の中の悪についても思いを巡らせてみたいものです。欲とか罪とか我執とか・・・。

「欲がはらんで罪を生み、罪が熟して死を生み出す」。―― そんな聖句を思い出しました。


工芸館入口

暮れゆく空と工芸館

北白川宮の像

そばの沼

 東京国立近代美術館

首都高出入口


工芸館から沼のような池を眺めつつ、北の丸公園の外に出ると、結界が破られたような光と音の洪水が。

首都高速の代官町出入口がすぐそこにあります。師走の街の忙しさ、慌しさ、何かを忘れてでも先を急ごうとするせわしなさを感じます。

公園の中からも行けるのですが、公園の外を通って最後の目的地、東京国立近代美術館に向かいます。

国立公文書館


近代美術館までの間にあるのが、国立公文書館。蔵書に埋もれて詳しく調べたりしたら、ものすごいことを発見したり、隠されていた事実を明らかにすることができるんでしょう!

・・・というのが、私の勝手なイメージ。

大学一年の時この前を通って、「いつかこういう所に出入して調べものをするようになりたい」と思ったことを思い出しました。

過去の自分に対して恥ずかしく思う、今の自分がいます ε-(ーдー)はぁ。。。

東京国立近代美術館


ほどなくして到着、東京国立近代美術館。意外にも中は結構混んでいます。

美術の愛好者って、私が思うより多いよう。立地的に仕事帰りにも訪れやすいのでしょうね。人は心に潤いがなければ生きていけないのだと証明しているように思います。

外にあるイサム・ノグチの作品も一見の価値(一見以上の価値?)があります☆


イサム・ノグチ

作品

竹を使った作品

外に展示

竹橋


近代美術館を出て地下鉄駅へ。今日の「見てある記」はこれにて終了です。

竹橋駅前の光の波が、曇天の闇に滲みながら揺れています。道の向こう側に見える皇居が、江戸城の天守などがあった場所です。いつか行ってみなくちゃ。

昔、よくわからずに行ったことがあるけれど、歴史とかそういう価値に気づいてからは行ったことがないから。

今日を振りかえって・・・


クリスマス劇の練習があるので           
ベッカーズで夕飯を食べて向かいます。

ホットサンドを頬張りながら思うことは、
一人で広い場所に行くと寂しいなということ。

そして目を開いて行かなければ、何を見ても、
「見えない」のだということ。

だからたくさん見て歩けるのも幸せだけど、
目を開いて行くことができるようにと祈ります☆

たくさん見て、たくさん感じて、たくさん悟って・・・
私の好きな濃い抹茶オレみたいな
濃~い「見てある記」がしてみたいです。

今日一日も無事に回れて感謝♪
こんな私を見守って、ここまで読んでくださったあなたにも・・・ありがとう (^-^)ゞ




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