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キリシタンのあしあとを求めて各地を旅してめぐります♪

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 東京・見てある記 ⑨

紀元前のシリアのカットグラス

  <本日の主な訪問地>

 本日は中近東へ


中近東文化センター付属博物館


以前近くを通りかかった時に目にして、いつか行ってみたいなと思っていた中近東文化センター付属博物館。

ぐるっとパスで入場料が半額になるとわかったので、行ってみるかということになりました。
今日は夫と2人で行きます☆

中近東って、あまり馴染みのない地域ですが、聖書のバックグラウンドといってもいい地域。何か発見があるかもしれません♪


中近東文化センター
付属博物館

ペルシアの宝物展

エントランス

展示案内

ハンムラビ法典


エントランスを入ってすぐの所にあるのが、ハンムラビ法典が刻まれた石碑。もちろん複製ですが、何か挨拶なしでいきなり殴りかかられたような衝撃。「気合を入れて見るべし!」と言われているような。

コインロッカー前に鎮座するアメン神像や伝ハンムラビ王頭部像など、なめてかかったらあきまへん的ラインナップ。

つまり、これが玄関に置かれているってことは、内部の展示物はもっとすごくて驚くよってことですよね、きっと。期待していきましょう♪


ハンムラビ法典碑

解説

アメン神像

解説

エントランスにある

伝ハンムラビ王

解説

婦人頭部像

 「ペルシアの宝物」展

「ペルシアの宝物」展


本日開催している特別展は「ペルシアの宝物」展。少し待てば博物館員によるガイドツアーが始まるということなので、それを待ちながら先に見学スタート☆

正倉院に収められているガラス器が何個も並んでいる様子に目を引かれます。えっと、古代のガラスの器って、こんなにたくさんあるものなんですか!?

円形切子碗


シルクロード・ブームを巻き起こしたという、ササン朝のカットグラス。このくすんだところがいいです♪

昔の人がこれを作り、手にした人も何度も眺めていただろうなと、想像がふくらみます。これと同形のものが正倉院にあることから、人と物の流れ、交易のルートが浮かび上がります。

国境越え、長き道を経て、人から人へ渡ってきた品々。そのロマンに心惹かれます (@⌒ο⌒@)


瑠璃碗

円形切子椀

ササン朝のもの

解説

切子装飾杯

色付ガラス器

突起装飾碗

ササン朝の突起装飾碗

ロッククリスタル製杯


しばらくして始まったガイドツアーは、展示品の見所を教えてくれるので勉強になります☆

中近東での発掘の話も、リアルに感じられて面白いです。こういう話を中学や高校の時に聞いていたら、考古学を志したりしてたかも。頭がついていかなくて諦めてた可能性が大ではありますが・・・ヽ(T-T )ノハゥ

1500年も前に作られたのに、ロッククリスタル製杯は現代のものよう。水晶って朽ちないんですね。昔の人が神秘的に思って崇めていたのがわかります。


装飾瓶

ガラス筒

鏡など

印章

 聖書に書いてあるっ・・・!

ドラクマ


聖書に書いてある貨幣の単位、ドラクマもここにありました (*゜0゜)!!

ササン朝の貨幣単位だったんですね・・・知りませんでした。正直知ろうとしてなかったし、そこまで気が回りませんでした。

聖書って読めばいいと思ってて、その歴史的背景は二の次というか、そんなんじゃダメなのにスルーして読んでました。

ちょっと認識観が変わります。聖書って、歴史的事実の上に書かれてるんですね。。。


ドラクマの解説

ドラクマ銀貨

ササン朝の貨幣制度

ササン朝の銀貨

ドラクマ銀貨

ドラクマ銀貨解説

ドラクマ銀貨

その後のササン銀貨

聖書の世界を知るために


今日は聖書の世界を知るために、ここに来させてもらったんだ――。

本当はこの博物館を出たら、府中の方にも足を伸ばそうと思っていましたが、今日のみこころはここにあると感じるので、今日はここでじっくり過ごすことに。

あとの予定は全部キャンセル。神様が教えてくださることに集中したいと思います♪(o=゜▽゜)人(゜▽゜=o)♪

薄暗く照明の落とされた展示室はまさに宝物庫。ササン朝はイエス様の時代から少し下った時代だけど、初期のクリスチャンが暮らし、聖書が整えられていった時期に重なるので、とても興味深いです。


鹿が刻まれた杯

銀製長杯

模様の入った銀杯

エロス像耳飾

出光美術館の品々


出光美術館の名品も常時展示されていて、見ることができます。

唐三彩の器や像など、壊れやすい陶器がどうしてこんなに無傷で、しかもきれいに現代に残されているのか、その不思議さの方に考えが囚われそうになります。

中国で出土した銀製の器や、奈良で出土したイスラム陶器片は、交易と交流を物語るもの。昔から世界は互いに結びつきながら発展してきたんですね。


唐三彩の壷

三彩婦人像

中国出土の銀製器

奈良出土イスラム陶器片

 博物館でティータイム♪

午後のティーセット♪


じっくり見すぎて目が疲れてきたので、展示室の奥に併設されたカフェでティータイムをば♪

世界各地のカップなどが飾られているので、待つ時間もリラックスして眺めていられます。今日はここでゆっくり、と決めたお陰でゆとりが持てました。

いつも早足で駆け回っているので、こういう楽しみ方もあるよと教えてもらっているのかも ヽ( ´ ▽ ` )ノ


世界のカップ

銀製スプーン

カフェ内

装飾品

夫のチョイスはチョコケーキ


私の記憶が正しければ、この中近東文化センターは三笠宮殿下に関係したもので、オリエントに造詣の深い三笠宮殿下は、天皇家がオリエントに端を発するのではないかと言っていたような・・・。

キリスト教の一派である景教も、シルクロードを通じて飛鳥時代の日本に伝えられていただろうとか、言っていたような、書いていたような・・・。

私の記憶が曖昧なので、曖昧なことしか言えませんが(ちゃんと調べろっ!)、何かそんなこと言ってたような気がします・・・(いつかちゃんと調べます ^^;)

 エジプト、シュメール、イスラエル

カバ像


のんびりティータイムを楽しんで、まだ見ていない展示室に向かいます☆ 順路を把握しないまま、興奮で突き進んできてしまったので、展示室1を見てませんでした;;

つまりここから先は、今まで見た物より時代的に前だということ。混乱しないようにしましょうね♪(私が、ですが・・・)

さて一番目立つ場所に置かれたこのカバ像。この博物館のマスコットでもあるそうです。ぱっと見、百均で売ってそうな感じですが、BC20世紀のエジプト製なのだとか。あなどれません。。。(あなどるなっ!)


エジプト出土木棺頭部

イラン出土人物像

イラン出土女性土偶

ラスター彩人物形瓶

紀元前4000年の土器


展示室は広くなく、品数も多いとはいえませんが、驚かされるのはその価値。私みたいなド素人でも、紀元前4000年の土器っていえば、すごいってわかりますよ。これ(←)がそう。すごいでしょ!? 

すごいはずなのに、淡々と(?)置いてあるというか、何というか・・・。たぶんここに収蔵されている物ってすごい価値があるんだと思います。

「すごい」の連発であほ丸出しですが、何かすごい、何でこんなにすごいんだろうって感じです (*゜。゜)ホー!!


紀元前5000年と4000年の土器

紀元前1000年の嘴形壷

紀元前1000年の
動物が描かれた土器

中近東の土器について

まばゆく輝く金製品


まばゆく輝く金製品も紀元前1000年のもの。本物の金製なのに、これくらいの警備でいいんでしょうか?

考古学的な価値と金銭的な価値と、どちらに驚いていいのか迷うほどです Σ(;´□`;)

ちなみに下に挙げた写真の器の菊のような文様、これをもって天皇家の祖先はオリエントから来たと主張している人もいます。そう見れば見られないこともないですが、これに似ていない花を描くのも難しいような・・・?


裏面が見えます

紀元前1000年の金杯

これは13世紀のもの

金属製品

シュメール文字の勘定書


すごいとか言って驚いていても仕方ないので、一旦冷静になってみます。すると一番自分が見たいのは、やっぱり聖書の世界に関するものだということがわかります。

そうなんだよね、うんうん。落ち着いて見ましょう。見るべき物をみて、悟るべきことを悟るのが一番なんだから☆

こちら(←)はシュメールの勘定書。聖書の世界はシュメールから文字などの影響受けてます。


大洪水について書かれたもの(複製)

大洪水物語

ネプカデネザル王について
書かれた煉瓦

その解説

モアブ文字碑文(複製)

その解説

ロゼッタストーン(複製)

解説

朱鷺のミイラ


落ち着いて見てみると、聖書に直接関係するもので本物なのは、ネブカデネザル王について書かれた煉瓦くらいで、その他複製品ではいくつかあるものの、それほど聖書と近いとはいえないものばかり。

聖書が書かれた世界の背景や、周辺諸国の文明の発達度はわかりますが、それ以上の知識にはならないように思えます。

このセンターの収蔵品は展示室で見られるものだけではないだろうから、今後そういう物が展示される可能性はあると思いますが、過大な期待をしてはダメでしょう d(^-^)ネ!


朱鷺のミイラについて

エジプトの木棺

エジプトのガラス製ピアス

紀元前1000年頃の剣

 美しさという観点で見てみると

紀元前5~3世紀のカット装飾碗


しかし美しさという観点で見てみると、これが結構楽しめちゃったりするのだから、ステキです♪

ため息がでるほどキレイなカット装飾碗は、なんと紀元前5~3世紀のもの。その頃の人もこれを美しいと感じたからこそ大切に残されるようになったのでしょう。

こういう考古学的価値のある発掘品を、美術的価値で、あるいは自分の好みで、見てみるのもいいのかもしれません☆

以下に美しくて困っちゃうと思った物たちを、順不同で列挙したいと思います (○゜ε^○)v


展示室の窓


実際この展示室、そして建物や内装のデザイン自体がとてもセンスがよくてステキなのです☆

だから展示物を見ていても美術品を見ているように感じられてくるし、語弊を恐れずに言うなら、お気に入りの雑貨屋さんであれこれ見ているような楽しみを得られる場所とも言うことができそう。

あと中近東諸国と日本との関係に言及したパネル展示もちょっと感動します。少ししかないので物足りない感は否めませんけど...く( ̄△ ̄)ノモウチョットガンバッテ


展示室の窓辺

ロビー

階段の壁

展示品

T.E.ロレンス著「カルケミシュ」


しかしアラビアのロレンスとして有名なT.E.ロレンスがカルケミシュの発掘をしていたというのは初耳でした。

カルケミシュとは、聖書のヨシヤ王の話に出てくるカルケミシのこと。遺跡も発掘されているんですね。

今の地図だとトルコにあたる場所にあるのだとは知ってましたが、遺跡の写真を見るのは初めて。いつか行ってみたいなぁ (*^o^*)ノ

このことを知ることができたのは、大きな収穫! やっぱり来て良かったなー♪


エルトゥールル号の話

エルトゥールル号の写真

T.E.ロレンスの
カルケミシュ発掘

発掘現場での写真

外に出ると

                           

何時間いたのかわからないけれど
外に出ると、もう夕闇が。
静かな静かな夕闇です。

目を凝らすと小さな月が昇ってました。
白く半透明の三日月は
遠くで微笑む誰かの口元のよう。

一日を導き守ってくださった方に感謝。
そしてここまで読んでくださったあなたにも
いいことがたくさんありますように――。

☆(*^-゜)ノ~♪see you again♪~ヾ(゜-^*)☆



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