本文へスキップ

キリシタンのあしあとを求めて各地を旅してめぐります♪

トップページ > 旅行記 > 東京・見てある記⑭

 東京・見てある記 ⑭

  <本日の主な訪問地>

 最後に持ってきたのは・・・

国立科学博物館入口


ぐるっとパスを片手に都内を歩き回り見て回る、「見てある記」も今日で最後。この最終日に持ってきたのは、上野にある国立科学博物館と東京国立博物館の大御所二つです。

どちらもしっかり見てたら半日ずつかかりそうだということで、今日は早めに出発。
開館して間もない時刻に到着しました。

・・・が!親子連れがわんさか。そっか、もう冬休みだからなぁ。。。


各フロアの案内

ドーム天井


昔の入口

全球型映像施設「シアター36○」


アールヌーボー風の建物に入り、最初に向ったのが全球型映像施設「シアター36○」

これは2005年の「愛・地球博」で人気を博した「地球の部屋」が移設されたもので、ドームの内側すべてがスクリーンになっていて、その中のブリッジに立って映像を見るという施設。

私みたいな感覚的な人間にもわかりやすいだろうということで☆
人気があるので30分待ちますが ^^;


シアター36○

アールヌーボー風

アールヌーボー風

階段

コメの展示


30分待った甲斐があった「シアター36○」を後にして、近場の展示から見ることに。

まずはおコメの企画展へ。企画ものにしては凝った作りで、なかなか見ごたえがあります。

丁寧に見てたらキリがないということも忘れて、おコメにそんなに関心があるわけでもないのに見入ってしまいました。

食品見本みたいなのがうまくできていて、おいしそうだったものですから・・・(* ̄(エ) ̄*)ポッ


おコメ展示

勢いのあるセリフ

江戸の食事

食品見本みたいなの

江戸時代の天球儀


お米の展示室を出ると、目の前に薄暗い展示室が。下から光で照らされた妖しげなモノに惹かれて入って行くと、昔の天球儀や顕微鏡、望遠鏡などの展示室でした。

コチラ(←)は江戸時代初期(1697年)に渋川春海が作ったとされる天球儀。

その時代に天球儀とはすごいなーと解説を読んでいったら、春海は中国に宣教に行ったマテオ・リッチの世界地図を研究して地球儀を製作し、暦の計算に役立てていたのだとか。イエズス会と関係があったのですね。


天球儀などの展示室

春海作の天球儀

天球儀解説

春海作の地球儀

おしゃれな感じが


この一連の展示室はレトロなしつらえのせいか、何かおしゃれな感じがしてきます☆
ステキなものを見て目の保養をしているような錯覚に陥りそう。

骨董とかにハマる人の気持ちが少しわかるような気が。もちろんここにあるのは骨董というより、日本の科学の歴史を物語る品々なんですけど。

美という観点で科学博物館を見るというのもアリなのかも♪


昔の時計

天象儀

線香時計


重要文化財の
天体望遠鏡

その解説

館内

フロア

人類のあゆみ


薄暗い展示室をさらに進むと、今度は人類がどこからどんな経路で日本に来たとか、そういうことの展示室が(語彙が乏しい)。

人類がアフリカから来たとか、どんな暮らしをしていたのかということは、結構興味があったりします。

だってイエス様のご先祖と私の先祖がどこかで会ってたりしたかもしれないってことですよね?(あれ、もしかして違う?)

ロマンだー♪ (*゜ー゜*)ウフフノフ


港川1号さん

どこから来たのか?

渡来系弥生人

渡来人はどこから?

甲殻類!



そしてまた光に導かれて進んで行くと、いろんな動植物の展示室へ。
このレプリカというか、展示物を作る技術ってどんなもんなんでしょ?
これ専門の業者さんっていますよね、きっと。本物ももちろんあるんですが、ニセモノっていうかレプリカが巧すぎですもん。これを研究者が作るのは難しいと思うし。


展示

ウサキ

シカ

ハチ

私の好きな

地衣類も

あります☆

地衣類の解説

 面白すぎてハマるんですけど

首長竜



階段を上って3階に行くと、どどんと姿を現す首長竜。
こんなのがいたんだと想像するだけで・・・あんぐりです。
歩いてて鉢合わせとかしたらどうするんだろう?
こういうのがいなくなってから生まれてよかったなーと思ったり。
それとも人間が生きていけるように、こういうのを無くしてくれたのかしらん(^・ω・^)?


↑の解説

アンモナイト

イチョウの仲間

アンモナイトいっぱい

触れます!


ジュラ紀とか三畳紀っていうのがいつかは知らないけれど、こういうのが生きてそこら中にいたというのが信じられません。

アンモナイトって結構デカいのいたんだなーと思っていたら、これ(←)触れるし!!

これでテンション上がらない人いないですよね? ちょっと面白すぎて困ります。ハマるんですけど ^^;


こういうのが

海泳いでて

歩いてたって

すごい世界・・・

 ショック!ハマってる場合じゃない

観察の森


「なるほど、やっぱり科博は面白いのだ」といい気になって見ていると、たくさんの人が群がっている真新しい感じの部屋が視界に入ってきました。

「観察の森」と題されたこの展示室をふむふむと進んで行くと、、、なんと、ここからが地球館という新しい建物なのだとか(今まで見ていたのは日本館)。つまり私が一生懸命見て制覇したと思っていたのでは、まだ半分にもならないってことで・・・Σ(゜m゜=)ハッ

ショック!このペースで見てたら一日以上かかっちゃいます。ハマってる場合じゃないし;;


観察の森を過ぎると

怒涛の動物群が!

精巧にできてるから

かなり怖い

地球館広し!


この地球館なる新館は、地上3階地下3階の巨大ビルディングで、その中に興味深い展示が満載。

しかしゆっくり見ている時間はありません。時刻はもう2時を回り、このあと国立博物館を見ることを考えたら、あと1時間で出たいところ。

「神様、上と下、どちらから回るべきでしょう?」

もう神様に聞いてみるしかありません・・・が、そんなに簡単に答えがくるはずもなく(当然だ)、自分の動物的な勘を頼って3階へ。宇宙船に関する展示でございます。


ロケットの解説

日本初の
ペンシルロケット

零式戦闘機

解説

エレキテル


駆け足で見て2階へ。しかしまあ、どんなに急いだところで、面白そうな物には目がいくのは仕方ないわけですよ。

コチラ(←)は日本で初めて作られた電気を起こす機械、エレキテル。複製ではありますが、こういうものが始まりだと思うと感慨深いというかなんというか。

茶運び人形に解体新書・・・。興味を引かれるものばかりです。「仕方ない、これは時間かけても仕方ない」と見てゆく私でありました。。。


茶運び人形

華岡流外科道具

解体新書

木骨

万年時計


今更書くのもなんなんですが、この博物館は基本的にカメラ撮影可(フラッシュ撮影不可のものも有)。

「にくいよ、この太っ腹!!」と掛け声がかけたくなる大盤振る舞い☆

コチラ(←)の万年時計は平成18年に国の重要文化財に指定された物。江戸期の和時計の技術の粋を集めたものなのだとか。

最先端の技術がちりばめられていて、かつ美しい。そこが素晴らしいですね。


伊能忠敬が使った
量程車

解説

関孝和

江戸時代の計算機

どどんと剥製



モノ的にも美的にも惹かれるモノたちを後に、次なる階へ。
もう何階にいるのかもよくわかりません;;
どどんと剥製。大迫力でしかもキレイ。イマドキの展示ってすごいですね。
勉強になるっていう前に、ステキですもん。


ホアンホアン

ラクダのコブの中身

上にも展示が@@;

目が回りそう・・・

Help me ! ランチタイム!!

 

めくるめく展示の迫力と素晴らしさに
段々眩暈がしてきました・・・。
いや、お腹が空いているだけかっ!?

というわけで、急いでますがランチタイム☆
もうHelp me !という感じです。

ミュゼ・ランチというスペシャル・メニューは
この博物館オリジナルのものらしく美味 →

向って左のコロッケが星を表しているというのだけは
(@'ω'@) ん? という感じですが・・・☆


 もうお手上げです;;

恐竜ドカン!



食事を終えて地下1階へ。
すると「今までのはお遊びか!?」と言いたくなるような恐竜ドカン!
何サウルスか知りませんが、もう迫力とか現実味のなさとかがハンパありません;;
ほんとにこんなのが地上を闊歩してたんですかって神様に聞いてみたいくらい。。。


恐竜ですよ

恐竜

恐竜だってば

見よ、この骨太

足元にも!

でかいし

恐竜だし

これは何!?

マンモス


ちょっと迷子みたいになってきて、どこにいるかがわからなくなってきましたが、マンモスの角の大きさを目に焼き付けて次の展示に行くと人類の展示に。

私が興味深いといっていた人類のグレートジャーニーが、時間と土地とで立体的に展示されています。

何万年前にはここにいて・・・と現代までをカウントダウン方式で見てみると、「私は一個の人間である前に人類の歩みの一端なんだ」と感じたりして。

マンモスで作った家にも衝撃を受けました。人類は本当に頑張って生き抜いてきたんですね (゜0゜*)ホー!!


人類

展示室

カウントダウン

マンモスで家作るか!?

ウミガメっ!?



もうお手上げだと観念したのはこのウミガメ的なヤツを見たとき。
こんなの襲ってきたらたまりません。化石になってても十分怖いんですけど;;
生き物としては人間って弱いんだなと思いました。
こんな私たちが長らえて今に至っているのは奇跡ですね。


海を泳いだ鳥類
↑ウミガメじゃないらしい
手も大きすぎ

のけぞって撮る

頭上注意

生き生きしてる

動き出しそうなんですけど

足元にも注目

科博を出でて


最後まで驚きの連続だった科博を、ほうほうの体(てい)で後にして、外に出てきました。こりゃ一日以上かかりますわ。

でも日本を代表する科学博物館なんだから、これくらいの迫力とボリュームでちょうどいいのかもしれませんね。日本人としては誇らしく思ってもいいのかも☆

さて、時刻はすでに4時を過ぎ、ここから国立博物館へ行くなんて愚かしい気もしますが・・・。

それでも一応参ります。ささっと見るだけでもしておかないと、次いつ来られるかわからないし d(^-^)ネ!

 東京国立博物館!

国宝!



「知ってる!これ国宝でしょう!?」
思わずそう口走りたくなる有名な小箱が目の前に。
美しさや価値はよくわからないけれど、国宝だってことだけは私でも知っています。
さらっと国宝を展示しちゃってるってところが憎らしいというか何というか・・・すごくないですか!?
期待が高まります☆


東京国立博物館

案内マップ

本館入口

↑の解説

館内の様子


さきほどの国立科学博物館同様、館内はアールヌーボーっていうんでしょうか、近現代のレトロな感じで、建物見学だけでも十分楽しめそう♪

特に本館はステキな洋館みたいなたたたずまい。新しく建設された平成館と連絡通路でつながっているのですが、そのギャップがないのが不思議です。

それからこの東京国立博物館も、基本的にカメラ撮影可(ダメなものにはその表示が書かれている)。国宝や重要文化財がわんさかあるのに、ここも太っ腹ですね ヽ(*゜O゜)ノスゴッ!!



格子窓

階段の踊り場

照明

重要文化財


しかし科博にはなかった困った問題が一つ。それは貴重な物が多すぎるということ。

そもそも博物館というくくりが大きいので、書画や焼き物、茶道具などの美術品から、彫刻などの芸術作品、民俗学的見地から収集された物、文献の類などなど、どうしても収蔵品が多くならざるを得ない訳で。

なので貴重な物とわかっていてもちょっと見て次に行かねばなりません。重要文化財くらいで立ち止まっていたらキリがないというか・・・。


土器や

土偶なども

豊富です

国宝ですし

栄螺(さざえ)の兜


「ではどうするか?」ということで、この状況を打破する解決策は一つ。「自分の興味のあるものを中心に!」見ることとしました◎

それでもって目に留まったのがコチラ(←)。栄螺(さざえ)の形の兜です。

キリシタンであるがゆえに処刑された猪苗代城の城代岡越後が栄螺形をした兜をかぶっていたと読んだことがあったので。

この兜には「天和三年(1633年)」の銘があるので岡越後のものではないでしょうが、彼の勇猛ぶり(伊達政宗をあと少しで討ち取るところまでいった)を知る者がまねした可能性はあるかと。。。


仏像もたくさん

茶入れもいろいろ

小堀遠州作の茶杓

小堀家伝来の具足

国宝 狩野永徳の屏風



さらさらっと見て行くつもりが、それでも立ち止まらずにはいられない物も多いのが事実。
狩野永徳の筆による檜図屏風です。
本館リニューアルを記念した特別展示だそう。
これを間近に見られるのは、幸いとしか言いようがないです♪


解説

かなり大きい

銅の水滴

花車の置物

俵屋宗達の屏風

風神雷神図も!

洛中洛外図巻

その解説

富嶽三十六景


葛飾北斎の富嶽三十六景もどどんと全部展示しちゃうんだから、大盤振る舞いにもほどがあるというもの。

見に来る人にはうれしい限りですが、こういう博物館が本気出したらどこも太刀打ちできないでしょうね。太刀打ちする意味がわかりませんが ^^;

「日本の宝はここに集められていたんだ」と知りました。やっぱりこういう所には、修学旅行とかじゃなく大人になってからもう一度来てみるべきだと思います☆


高村光雲「老猿」

考古学的な物も多数

重要文化財の土偶

重要文化財のガラス碗

ロダン作「エヴァ」


ロダン作の「エヴァ」などが並ぶ平成館の廊下には、企画展の入口が。

この辺りは主に考古学的価値の高い発掘品が常設展示されています。遠き日に教科書で見たことのある土偶や銅鏡の数々・・・。心惹かれるものがあります。

閉館のアナウンスの流れる中、ダッシュで観覧。目が四つか六つあれば同時に見られるのにと思っちゃいました。こりゃもう一度来なきゃだめだわぃヽ( ̄ー ̄*)ノオテアゲ


土偶コーナー

石人

陶棺

文様付きの鐙

平成館の廊下

企画展

こちらも見ごたえ有り

あなどれません

小さなスカイツリー


コインロッカーで荷物をピックアップして外に出ると、東洋館の脇に建設中の小さなスカイツリーが☆

東京は変化が激しい街ですね。いい方向に変化していけるようにと心の中で祈ります。

東京国立博物館を1時間ちょっとで見ようなんて、どだい無理な話なのだと悟りました(というか、反省?)。

だからもう一度来なきゃというのが結論ですが、もう一度来なきゃというのには、他の理由もあります。

表慶館


ここにはキリシタンゆかりの品々が収められているのです。長崎奉行所が信徒たちから没収したマリア観音など、隠れキリシタンに関する品々が。

そして江戸時代にやってきた宣教師シドッチが携えて来た「親指のマリア」という絵も。

この二つは必ず見たいと思い、時々博物館のHPをチェックしているのですが、見られないまま現在に至っているのです。

今日もしかして見られるかなーと、淡い期待も抱いていたのですが、やはり展示されていませんでした。このラビリンスのような博物館のどこかに眠っているんですね (*゜.゜)イツカミタイノダ

見てある記を終えて



東京にある主だったミュージアムを見て歩く
「見てある記」を終えて感じるのは
東京って人が多いだけでなくて
物も情報も歴史も豊富なんだなということ。

だからテーマを持って暮らしていかないと
自分を見失ってしまうような。

たくさんの人が訪れるからといって
また有名スポットだからといって
自分にとって感動できるかどうかは
また別の問題。

最近は「テーマのある旅」が人気だと聞くけれど
「テーマのある自分」であることがもっと楽しくうれしいことなのかもしれませんね☆

ぐるっとパスを使った結果を精算してみたら
参加しているミュージアムの半分くらいしか行けてないのにチケット代だけで2万円弱の黒字!!

東京自体が文化財の宝庫で
大盤振る舞いの都市だということですね。

いつまでこの近辺で暮らすのかわからないけれど
「いつでも行けるから、そのうち行こう」ではなくて
「今行けるんだから、今行ってみよう」
に変えていこうと思います。


拙い文を読んでくださってありがとうございます!

これからもよろしくお願いします (● ̄(エ) ̄●)ノ☆・゜::゜♪




インフォメーション


                                     旅行記一覧へ >>