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キリシタンのあしあとを求めて各地を旅してめぐります♪

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 涙で祈る、23区。vol.5


   イースターまでに23区全部で祈ろうと決心して
   今まで2回回ってきましたが、行けた区はたった5ヶ所。
   行きたい所に行きつつ、23区制覇するのは至難の業だとわかりました。
   それくらい歴史の足跡の多い都市だということだから素晴らしいですけど☆
   今日も恵み深く行ってきまーす (。・ω・。)ノ


カトリック麹町教会


まずは教会でお祈り。四谷のカトリック麹町教会、聖イグナチオ聖堂で一日を導いていただけるよう神様にお願いします♪

神津島で行われているジュリア祭のポスターが張ってありました。家康が側室に求めたという、キリシタン女性おたあジュリア。

朝鮮出兵の際に韓国から連れて来られ、小西行長の妻が養育してキリシタンとなりました。非常に興味深い人物です☆


ジュリア祭

緒方貞子講演会

聖堂

十字架

カトリック赤羽教会


電車に乗って赤羽へ。カトリック赤羽教会へやって参りました! 「赤羽」のイメージとは違う(?)ヨーロッパ風のきれいな教会堂です。コンベンツアル聖フランシスコ修道会によって司牧されているので、祭壇右手の脇には、同修道会の創立者聖コルベ神父の絵が掛けられています。

コルベ神父はポーランド出身の司祭で、長崎で宣教していた人物。会議に出席するためポーランドに一時帰国した際に、ナチス・ドイツに捕えられアウシュビッツ強制収容所へ送られました。そこで餓死刑を宣告された男性の身代わりになって刑を受け、死後「愛の殉教者」として聖人の位に上げられました。


祭壇

聖母像

コルベ神父

ステンドグラス

 板橋へ☆

近藤勇・土方歳三のお墓


続いて板橋へ。板橋にはよく来た時期があったけれど、駅の反対側は未知のゾーン。

そこに近藤勇と土方歳三のお墓があると知り、「見逃しておった」と思い来てみました。

石碑にはお墓と書いてあるけれど、新撰組隊士110名の供養塔みたいです。埋葬当初の墓石はあるけれど。江戸末期この近くに板橋刑場があり、そこで処刑されて胴体がここに埋葬されたのだそうです。


解説板

碑と像

肖像画

埋葬当初の墓石

板橋の街


線路を渡って、馴染みのあった街を歩き回ってみました。思ったより店などが変わっていません。

ここ何年かずっと不景気だったから、新しい出店とか再開発的なことがなかったのかも。勝手な推測だけど r(^^;)

板橋の街

板橋の街

板橋の街

板橋の街

早めのランチ


今日も今日とて早めのランチ。駅前の料理店で。
韓国料理というか朝鮮料理とか、最近珍しくなくなったけれど、昔は「ビビンバって何?」と思ってたな。

思い出のある街を歩くっていうのは、ちょっとヘビーです。天気も曇り模様だからかなぁ (+_+)


 今度は池袋へ参ります♪

シャロン ゴスペル チャーチ


池袋に移動して、立教大学へと向かいます。事務室にちょっと用事があるのですが、うまく運ぶといいな☆

途中で見つけたのがシャロン ゴスペル チャーチ。ウェディングを大々的にやっている単立のプロテスタント教会です。

結婚式場かと思いきや礼拝もやってて、教会かと思うと結婚式を前面に出してる感じで・・・、ミックスした感じなんでしょうか。

立教大学


少し進んで立教大学へ到着。大学の本館であるモリス館、図書館旧館、礼拝堂などは東京都選定の歴史的建造物です。

立教大学は、大学の守護聖人が聖パウロであることから、英語での大学名も「St.Paul's University」。

使徒聖パウロの回心を記念した礼拝が、毎年1月25日にこちらの諸聖徒礼拝堂で開催されています。


解説板

建物

創立者M.C.ウィリアムズ

聖句

立教大学チャペル


歴史的建造物の諸聖徒礼拝堂で祈ります。いつ来てもパイプオルガンを練習している印象があります。音は響いていても落ち着いた雰囲気なのでお祈りの邪魔にはなりません。多くの人の祈りが染みとおっているような、静かで揺るぎない感じのする礼拝堂だと感じました♪


天井

パイプオルガン

信徒席

諸聖徒礼拝堂

切支丹能


事務室に行ったのは、校内のタッカーホールで来月公演が行われるという、「切支丹能」について訊くため。

しかし事務室ではわからないということでした。そういうイベントがあることもその事務員さんは知らなかったようです。主催団体に問い合わせてみようかな。日程的に行けるかも微妙なんだけど。

しかしそういう取り組み(キリシタン時代の能を再現するという試み)が行われているというだけでも福音(喜ばしきおとずれ)です。
キリシタンで能ができる人が聖書の内容を能で表現していたなんて、その案内記事を読むまで知りませんでした。

そんな昔の時代にも芸術で主に栄光を帰し、人々に聖書の話を伝えようとしていたとは驚きであり、感動的なことかと♪ヽ(*゜O゜)ノスゴッ!!!

江戸川乱歩邸


立教大学を後にして、近くにある江戸川乱歩邸(の前まで)に立ち寄ってみました。

江戸川乱歩はクリスチャンじゃなかったけれど・・・、たぶん近くにあるからかな?、建物などを立教大学が管理しています。

表札には本名の「平井太郎」が掲げられていて、そのまま感があります。詠んだ歌によると、人生を夢のように考えていたようですね☆


江戸川乱歩邸

今日は閉館日

前のオブジェ

乱歩の歌

立教大学の付属校


少し進むと立教大学の付属校。こちらにも礼拝堂があるので、見られるものなら見たいと思ってましたが、無理そう。学校の敷地内だから当然か。

最近大学とかは、学食に一般の人もどうぞというところも増えているけれど、小中高などはそりゃだめですよねー☆

カトリック豊島教会


大通りを渡ってカトリック豊島教会にも来てみました。

ここだけのために電車乗って来ることはあまりなさそうだから、近くまで来たついでに寄ってみようかと思って。

しかしここもクローズです。幼稚園が併設されているからですかね。

カトリック豊島教会

カトリック豊島教会

 電車に乗って駒込へ♪

日本基督教団 駒込教会


電車に乗って駒込へ。こちらはあまり馴染みのない街です。駅から徒歩数分で日本基督教団の駒込教会に着きました。

今週の説教は「メルキゼデクの偉大さ」となっています。なかなかキャッチーですね(私だけかっ?)。



日本基督教団 駒込教会

日本基督教団 駒込教会

亀の湯


道なりにしばらく北上していると、左手に来たことのある銭湯が! (たぶん)狙ってないのにレトロそのものの亀の湯です。

そっか駒込はあまり来たことないけど、都電駅方向から来たことがあるのかも。都内っていろんな街がくっついて形作られてますもんね☆

日本基督教団 滝野川教会


地図で見つけたのでついでに行こうと思い、日本基督教団の滝野川教会を目指していたらば、途中に「えっ、教会?」と思うところがわんさか。

ミッション系の学校がたくさんあるんですね、駒込って。知りませんでした!

滝野川教会も立派な建物の教会です。もっと小さくて古くて・・・と予想してたんですが。いい意味で裏切られたような☆


日本基督教団 滝野川教会

日本基督教団 滝野川教会

日本基督教団 滝野川教会

女子聖学院前


細い道の両側をずっと占拠(いい意味で♪)しているミッション系の学校は聖学院。小中高、それから女子校もあるようです。

どっちを見ても十字架と教会堂みたいな建物が見えるので、なんだかうれしくなります。駒込ってこういう街だったんですね (*゜.゜)シラナンダー

カトリック本郷教会


線路を渡って駅の南口方面に出て、今度はカトリック本郷教会へ。

ここは「本郷」なんですね。
司祭館や信徒会館もこのビルの中に入っているようです。

十字架が付いてなかったら素敵なマンションみたいな外観です☆

カトリック本郷教会

カトリック本郷教会

カトリック本郷教会

 素晴らしすぎる!東洋文庫ミュージアム♪

東洋文庫


さて今日のラストは東洋文庫。東洋文庫から出されてる聖ザビエル全書簡集などを愛読してますが、ただの出版社だと思ってました。

社団法人で、ミュージアムまであって、そこでは私が狂喜乱舞してしまうようなお宝ブックスが展示されているらしいです!

早速中に入ってみましょう\(o ̄∇ ̄o)/


外観

館内

広開土王碑拓本(複製)

江戸大絵図(複製)

訓民正音


館内に入ってすぐの所は図書館のロビーみたいな感じですが、ガラスケースの中に並べられている本がすごいです。

私でも知っている「訓民正音」から、1653年に刊行されたイエズス会宣教師の書いた本や、坂本龍馬も読んだジョン万次郎の著作、新井白石のメモなど、有名どころがずらりです。

ジョン万次郎はクリスチャンだったし、新井白石は江戸時代最後の宣教師シドッチを取り調べて記録を残した人。興奮が抑えられません ( ̄▽ ̄)=3プファー


訓民正音解説

イエズス会宣教師の本

ジョン万次郎の著作

新井白石遺書

モリソン書庫


吹き抜けの階段で2階に上ると、モリソン書庫と名づけられた、昔のヨーロッパの図書館みたいなスペースが。

チベット死者の書や、17世紀のルター訳聖書がすぐ目の前にあるというのも驚きですが・・・。

フロイスが書いた「イエズス会日本通信」がヴェネチアで出版され、今ここにあるなんて・・・!

添えてあるキャプションも的確、かつ興味を惹かれるような書き方で、高レベルです。「上川島ザビエル墓誌」は、よく本で画像が引用されていますが、本物を見たのは初めて。古めかしくも丈夫な表装が超えてきた時間と、この本を伝えてきた人の真心を物語っています。


チベット死者の書

ルター訳聖書

イエズス会日本通信

上川島ザビエル墓誌

国指定重要文化財!ドチリナ・キリシタン


中でも必見なのが、1592年に日本の天草で印刷、発行された「ドチリナ・キリシタン」!!
天正遣欧使節としてヨーロッパに渡ったキリシタンの4少年たちが、日本に持ち帰った活版印刷機で印刷された物で、キリスト教の基本的な教えを述べたもの。国の重要文化財に指定されています。

カルディン著「日本の花束」もありました! 主にキリシタンの殉教を扱ったもので、彼らの捧げた命を花束に譬えた表題となっています。開いてあるページはキリシタン大名だった高山右近の箇所。

高山右近は殉教はしなかったけれど、信仰のゆえに大名の身分を捨て、一人の武将となって他の大名に仕え、最後には国外追放されてマニラで病没しました。

これらをケース越しに見るだけでも有り難いのに、館内の展示物はカメラ撮影が自由(他から借りてきている物などは不可)。こんな大盤振る舞いしてもいいんですかー?という感じ (*゜∇゜)キャハー♪


ドチリナ・キリシタン解説

ドチリナ・キリシタン

ドチリナ・キリシタン

日本の花束

解説

高山右近

程氏墨苑

天主降生出像経解

大英図書館に次ぐ規模のコレクション!イエズス会士書簡集


18世紀にパリで発刊されたイエズス会士書簡集もずらり。28巻あるのですが、フランス国立図書館と大英図書館所蔵の34巻に次ぐ規模のコレクションで、世界第三位の充実度!

日本の潜伏キリシタンは19世紀にパリ外国宣教会の神父に発見されるのですが、その人たちがアジアに熱い思いを抱くようになったきっかけは、これらの本だったかもしれません。

16世紀から18世紀にアジアに宣教の風を吹き込んだイエズス会士書簡集だから、アジアを中心とした外国に宣教することを目的とした修道会の図書室にも、たぶん置かれていたんじゃないでしょうか。本が時を超えて働きかけ、新たな歴史の1ページを記すきっかけとなるとは、なんとも壮大なロマンですね♪


解説

イエズス会士書簡集

マリー・アントワネットの蔵書

異国落葉篭

日本最古の印刷物


日本最古の印刷物もありました! 日本最古の印刷物は770年に出された、「百万塔陀羅尼」というものだそう。

学校で習った覚えがないのですが、すごい昔から印刷物はあったんですね。しかも100万部作って配ったのだとか。

今でも本が100万部っていったら相当ですけど、当時だったら一大事業でしょうね。

回廊


発掘品とおぼしき甲骨破片などを横目に、空中散歩の気分を味わいつつ回廊を渡っていくと、「東方見聞録」が集められた部屋と企画展のスペースが☆

東洋文庫には出版年、出版地、言語が違う77種の「東方見聞録」があるそうで、これは世界最大のコレクションなんだとか。

大航海時代は海を渡る航海術と造船術が開発されたことで始まりましたが、冒険者たちが目指していったのは黄金の島ジパング。「東方見聞録」に書かれた日本です。次第にインドの胡椒、新しく「発見」された大陸からの産出物が現実的な目的となっていきましたが・・・。

しかし大航海時代の幕開けをソフト面で支えた「東方見聞録」が今、黄金の島ジパングに集められているなんて、面白い話ではありませんか、ね☆


東方見聞録

世界最大のコレクション

初のラテン語訳

イタリア語



  私のこの一日は・・・


  夕暮れの街を家路に向いつつ
  足疲れた、お腹すいた、寒いと思って歩いていて
  信号待ちでふと月を見上げたら、
  誰かが悟らせてくれたような言葉が心に降ってきました。
  

  「私のこの一日は、
   この日を生きたくても生きることができなかった誰かの
   その一日と同じ一日なんだ」と――。

  震災の残した痛みは大きいけれど、教えてくれたこともあります。
  心の復興は、この一日の大切さを忘れないことから始まるのかもしれません。

  自分の小さな思い煩いに埋もれずに、天を見上げなければと思いました ☆彡



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